安重根殉国100年目、人間の評価も国が変われば大きく変わる。


韓国民族芸術団「クンドゥル」

まちはイキイキきらめきタイム 2010,3,25 木曜号(写真は、韓国民族芸術団「クンドゥル」マダン劇のフィナーレ)
担当:ユミタンこと平野由美子、こころ美人のパク・ミョンヂャ(朴明子)。あっちゃんはお休み。
ゲスト:チョン・ヨンスク(鄭英淑)さん。
<オープニングトーク>
今年の3月26日は、安重根が伊藤博文を殺害した罪で刑を受け殉国して100年目。朝鮮半島では安重根は救国を願った英雄として崇められているから、関連行事が数多く行われる。この安重根の志に感銘を受けた日本人男性が韓国まで徒歩で行った。昨年12月に安重根ゆかりの寺がある宮城県を出発し、23日韓国に到着して安重根の孫たちと対面したそうだ。26日の式典などに参加するそうだ。すごい人がいるものだ。
・今日の1曲目:今日の世界の国歌は「ドイツ」。


<ヨンスクさんの四方山話>
以前エフエムわぃわぃでパーソナリティーとして4年ほど関わっていたチョン・ヨンスクさん。今回、やや長期に韓国滞在中。以前と変わったと感じることは、若い人たちの交わすことばが縮約されて短いことばになっているという。以前田んぼだった所に家が建っている。
それもこれも日本と似ている現象ではないか。ヨンスクさんの息子さん一人がアメリカンスクールに通っている。そこは日本でいう帰国子女が多いとのこと。
・今日の2曲目:「先駆者」カン・チュンミ(在日の歌手)。
<情報お知らせ>
・「朝鮮高校も授業料無償化の対象に」の集会。この催しの賛同団体はなんと20以上。
・恒例、神戸学生青年センターの「古本市」。3月中集めてその後は販売。
・朴明子の一人芝居(私のだ(^_^;))。「やなぎ行李の秘密」在日女性3代史。4月20日。須磨で。来てネ。
・今日の3曲目:「雨が空から降れば」小室等。この人はエフエムわぃわぃの歌を歌っているのだ。
<ヨロガジイヤギ>
今日は「行ってきましたコーナー」。
その①
韓国民族芸術団「クンドゥル」姫路公演に行ってきました。
チャングを主にしたサムルノリ、プンムル、パンソリ、マダン劇など盛り沢山。短い劇には愉快な振りとセリフで笑いを誘いながらも、祖国の統一を強く願う人々の深い思いを表現していた。セリフは慶尚南道の方言なので私にはとても分かりやすかった。それに日本語を上手く駆使していたので日本人も充分に楽しめたはずだ。ちょっとだけ団長さんのインタビューを聴いて頂こう。
在日のコリアンの役者に来てもらって、約1年間日本語の練習をした由。韓国で公演するより日本でする方が、反応が良い。在日コリアンは故郷を思い出して下さったのだろうとおっしゃった。
その②
韓国テグ市立交響楽団を聴いてきました。ベートーヴェンのシンフォニー5番、グリーグピアノコンチェルトなど。ベートーヴェン、特に5番は何時聴いても体が震えるような感動を覚える。韓国のオケを聴くのは2回目だ。いつの間にか身を乗り出して聴いていた。意外だったのはオケの女性たちが皆ズボン姿だった。
その③
兵庫芸術文化センター管弦楽団「議場コンサート」を聴いてきました。県議会本会議場にて。議会が始まる前の30分間。サラサーテのツィゴイネルワイゼン、ブラームスのハンガリー舞曲5番など。朝から生のオーケストラを聴いたら何と気分の良いことか。
・今日の4曲目:「エイジアンピープル」光玄。
<エンディングトーク>
ヨンスクさんのお話。
丁度、国内留学といった感じで韓国人が外国人学校に行かせる人が結構多い。英語が第2外国語になっている。教育大学の学生の最後の試験は英語で面接するというくらい英語に力を入れているとか。
日本語ではなくやはり英語なんだ。   朴明子記