「長田今昔ものがたり」第77話

第77話 裁判と法律知識 2017年12月30日放送

震災の実体験をお話しします。自分が望まなくても「争いになる」ことがあります。祖父母の時代からお貸ししていた土地、借主が建てていた家屋は、だれが見ても全壊でした。借主は、家屋の中に商品がつまっており、修理して商売を始めるから、「猶予を」の一点ばりでした。付近住民の陳情で行政も来て、弁護士と相談の上、地裁に裁判を起こさねばなりませんでした。当然勝訴するのですが、弁護士費用も、取り壊し費用もこちらが負担せざるを得ませんでした。放送では、土地の所有者から訴えられ地裁で勝つのですが、高裁では示談を勧められたケースを話しています。「裁判」に巻きこまれることもあるのです。


77話 米国裁判体験も話しています。

2017年中の感謝と2018年に向けてのご挨拶

2018年謹賀新年‼ 新年快楽‼ 새해 복 많이 받으세요‼ Feliz año nuevo‼ Feliz ano novo‼ Selamat tahun baru‼ Chúc mừng năm mới‼「いいそーがちでーびる」「アシリバ オッタ イランカラプ イタキ」「うがみんしょーら」A Happy New Year‼ Bonne Année‼ Glückliches neues Jahr‼ สวัสดีปีใหม่‼

12月のママトーーク、「公開?!フリートーク」でした。

今月のママトーーク!!
年末特番で、「公開?!フリートーク」でした。

ママと娘とママ友たちの雑談トーク(笑)。
好き勝手しゃべれる、この空間がダイスキです。
FMわぃわぃという居場所に今年も感謝しまくりでした。

本年も番組を応援していただきありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願い致します。

FMYYのホームページからはいつでもお聴きいただけます。
「ママトーーク」カテゴリーアーカイブ

過去の放送概要はこちらから。
https://www.kobe-fujin.org/提供ラジオ番組/ママトーーク-第4土/

いまどきのメディアリテラシー「ニュース女子」から見る2017年の総括

今年2017年の日本のメディアの危うさ!それを2017年1月2日に放送された東京MXの番組「ニュース女子」の沖縄の米軍基地について取り上げた放送に関して、BPO(放送倫理・番組向上機構)の検証委員会が、2月からこの報道(とも言えない取材もしない憶測で語る番組であったが)2017年2月から審議に入り、2017年12月14日「重大な放送倫理違反があった」とする意見書を発表したということを取り上げ、「メディアは何のために情報配信をするのか」FMわぃわぃ「メディアリテラシー番組として」検証してみました。

「ヘイトスピーチは人間と社会をどう破壊するか~関西学院大学総合政策学部研究会講演会」2017年11月7日、関西学院大学神戸三田キャンパスにて。
辛淑玉さん講演会の記録。
Tokyo MX テレビ「ニュース女子」ヘイト番組による被害の実態から今日の格差社会の下で孤立した人々が生み出す差別やヘイトについて深く論じた貴重な公演記録。企画:関西学院大学山中速人研究室、撮影:中西奈緒、編集:山中速人。
講演中に引用されたyoutube動画は「Free Hugs for Korea-Japan Peace 2011」です。

結論としてハンナ・アーレントの「全体主義の起源」から、日本における全体主義、反対意見の述べにくい黙ってしまう、そして思いもよらない方向に流されていく、あの戦前のような全体主義と闘うため!今声を上げなくてはいかないということに帰結しました。
つまりハンナ・アーレントのいう、「自由に対するもっとも根源的な否定」。メディアを使って、個人攻撃をする、だれが一人を標的にして全体を動かし攻撃性を流布するようなメディアの動きは、まるでナチスや日本やアメリカでも行われ、それを厳重に取り締まる法律ができた「○○狩り」のようなものだと言えます。
今一度、しっかりとこの社会の現状を検証する必要があると感じました。

 

「長田今昔ものがたり」第76話

第76話 働き過ぎ 2017年12月23日放送

震災後、あと片付けや会社の仕事、休日の震災復興のミニコミ誌つくり、住宅建設の相談、「いっこも疲れへん」と思いました。近所の電気屋さん、工事注文がひっきりなしに来ます。やさしく、まんべんなく、親切に対応されました。結局は健康を害されました。近所のうどん屋さんはプレハブを借り、本建築の賃貸ビルができるまで、休日なく働かれました。復興工事の方が多く、おおにぎわいでした。ビル移転後、やはりからだをこわされました。「自分がスーパーマン」になったように仕事がこなせます。俗にいう、「気持ちがはっている」のです。がんばりの中にも「しばしばの休憩」をお勧めします。


76話 スイスのレスキュー隊もしばし休憩(1995年1月20日自宅近所)

2017年最後の「ワンコイン番組」

本日のワンコイン番組、参加者は田村遊、ミキサー金千秋+高松純一crew、宮本健一郎crew、そして宮本crewがお連れくださった京都からおいでの増永透さんと瑞枝さんご夫妻。
宮本crewと増永瑞枝さんは高校の同窓、宮本crewの高校同窓生はこれで3人目です。夫の透さんが病気で右手が麻痺…それならばと音楽家でもあるお二人ですからオーボエ奏者の透さんのために左手だけで演奏できるピアノとの組曲を作曲されたそうです。まずはこの左手でも演奏できる曲「LONGTIME」をお聞きください。

このリハビリに関して遊さんも実体験があり、音楽の力、人間の治癒力について興味深く聞かせていただきました。
本日はfacebookでのLIVE動画配信をしていたため写真がありません。できれば本日のスタジオの様子はFMわぃわぃのfacebookページでご覧くださいませ。
また来年2018年1月第4週土曜日のYYJournal~長田の視点でお二人の実践的な病気と音楽治療についてのお話を放送いたしますので、そちらのお楽しみに!!