「2011年度」カテゴリーアーカイブ

2011年度第8回番組審議会報告

2012年3月21日(水) 17:00~18:00 、FMわぃわぃ会議室において、2011年度第8回番組審議委員会を開催いたしました。
出席委員は、西修委員長、正岡健二委員、萩尾利雄委員、山本幸男委員、木辻清子委員、為岡務委員、平川愛恵委員。
放送従事者側は、平野由美子。

第8回審議番組は、「耳をすませてリスニングトゥゲザー」。
2012年3月6日(火) 13:00~13:18放送。
制作は、関西学院大学総合政策学部メディア情報学科山中速人研究室、FMわぃわぃ。
この回の番組担当者は、関西学院大学3年 野村保奈美さん。

この番組は、毎週火曜日12:00~13:30 放送「まちはイキイキきらめきタイム」の中の13時からのコーナー番組です。
関西学院大学総合政策学部メディア情報学科山中研究室のゼミ生は2年生からコミュニティメディアでの情報発信について学んでおり、その一環として学生たち自身が番組制作を担当し、放送にも参加しています。
今年度の3年生のテーマは「職人の話を聞く」。就職活動をする時期になる学生が職業、働くことにどういう思いを抱いているかということを踏まえたものです。審議の対象となった野村さんがお話を聞いたのは、奈良県在住の長年置き薬を製造している職人の方でした。
委員の皆さんのご感想は、職人の方の自分の仕事に対する思いはよくわかった。しかし、学生の一所懸命さ丁寧さは伝わってきたが話し方が硬かったというものが多かったです。授業で番組制作するというせっかくの面白い試みですから、普段から学生同士議論したり、人とコミュニケートすることを学んで、どうやったら人に伝わるように話すことができるか、ラジオのリスナーに届けられるかということを考え実践してもらいたいというご意見をいただきました。

この3月の審議会で2011年度の開催は終了となりました。
委員の皆様お疲れ様でした。毎回のご出席ありがとうございました。
来年度もどうぞよろしくお願いいたします。
番組制作に携わるスタッフもそれぞれの向上を目指していきましょう。

議事録はこちら

2011年度第7回番組審議会報告

2012年2月29日(水) 17:00~18:00 、FMわぃわぃ会議室において、2011年度第7回番組審議委員会を開催いたしました。
出席委員は、西修委員長、正岡健二委員、萩尾利雄委員、山本幸男委員、木辻清子委員、為岡務委員、平川愛恵委員。
放送従事者側は、金千秋、平野由美子。

第7回審議番組は、「マイペンライ サバイサバイ」。
2012年2月3日(金) 20:00~21:00放送。
パーソナリティは、ケットさんとシュウ先生。
ディレクター、ミキサーはFMわぃわぃ 金千秋。

この番組は、毎月第1・3・5週金曜日20:00~21:00放送のタイ語と日本語の番組です。バンコクのケットさんと神戸のシュウ先生がスカイプで交信しながら収録しています。
両国の時差は2時間ですが、日本が真冬の時期の気温差は20度以上にもなるそうです。そのような現代タイ事情などやヒット曲を紹介してくれます。
委員の皆さんのご感想としては、女性が早口で男性がそれを受けてゆっくり喋るというテンポの違いが面白かったそうです。選曲もよく、ラジオらしい番組で楽しく聴くことができたという感想と、もう少しトークのテーマを工夫したらもっと聴きやすくなるのではないかというご意見もありました。また、気になる言葉があったので、日本語の言葉遣いにも気配りをしてほしいということです。
スカイプでの収録は面白い試みであると好評でした。

議事録はこちら

2011年度第6回番組審議会報告

2012年1月25日(水) 17:00~18:00 、FMわぃわぃ会議室において、2011年度第6回番組審議委員会を開催いたしました。
出席委員は、西修委員長、正岡健二委員、萩尾利雄委員、山本幸男委員、木辻清子委員、為岡務委員。
欠席委員は、平川愛恵委員。
放送従事者側は、金千秋、平野由美子。

第6回審議番組は、「ボランティア学生落語」。
2012年1月1日(日) 16:30~17:00放送。
話し手は、関西学院大学甲山落語研究会 
四笑亭可楽利(よんしょうてい からくり)、
櫻鶯亭氷ろ義(おうおうてい こおろぎ)。
進行はFMわぃわぃ 金千秋。
制作は、関西学院大学甲山落語研究会、
関西学院大学総合政策学部メディア情報学科山中速人研究室
FMわぃわぃ。

この番組は、東日本大震災の被災コミュニティ放送局などにお送りするための娯楽コンテンツとして制作され、当方でも2012年年始特別番組として試みに放送したものである。
お正月の間に、岩手県宮古市の臨時災害エフエム局で放送され、今後他の臨時災害局にもお送りする予定である。
また2月には、学生たち自身がFMわぃわぃのインターン生として宮城県南三陸町を訪問し、仮設住宅などで落語を披露するボランティア活動を行う。
2012年4月から改めて13回シリーズとして放送予定である。

東日本大震災の被災地支援に取組んでいるFMわぃわぃに、被災地の放送局の方から何か娯楽番組のアイディアはないかと打診されたことを発端に、関学メディア情報学科の学生が落語研究会に所属していることから話が進んでいった。
今回の番組は、スタジオでの解説収録と、落語の発表会が行われた会場での落語の収録部分を学生自身が編集したものである。
収録環境が余り良くなく、噺家の声よりも収録スタッフのセキなどの雑音の方が大きな音になっており、収録の際にはもっといろいろと気を遣うべきであるという意見が多かった。
落語そのもののできも、未熟さが否めない。
タイトルに落語とついているが、落語そのものよりも解説の方が長く間伸びた感じがしたという声もあった。
しかし、学生たち自身がボランティアで被災地に笑いを届けたいという趣旨はとても意義があり、やること自体は評価したいという励ましの声をいただいた審議であった。

議事録はこちら

2011年度第5回番組審議会報告

2011年11月30日(水) 17:00~18:00 、FMわぃわぃ会議室において、2011年度第5回番組審議委員会を開催いたしました。
出席委員は、西修委員長、正岡健二委員、萩尾利雄委員、
山本幸男委員、木辻清子委員、為岡務委員、平川愛恵委員。
放送従事者側は、金千秋、平野由美子。

第5回審議番組は、[ステーションキャンペーン 
~コミュニティ放送局の運営から排除される外国人住民」 。
オリジナル放送は、2011年11月6日(日) 21:00~22:00。
11月中の毎日曜日の同じ時間と、毎金曜日の22:30~23:30に再放送をしている。
話し手は、神田裕、日比野純一。
司会進行は、金千秋。

2011年4月、FMわぃわぃは、運営母体を株式会社から特定非営利活動法人に移行するにあたり、在日外国人に差別的な電波法の壁にぶつかってしまった。
日本国籍を有しない者は、コミュニティ放送局であっても、理事になって放送局の運営に参画できないというのが現行法の解釈である。
そこで、法改正を求めていく取り組みを開始し、支援してくださる方のみならず、広く一般の方々にも問題提起していくための活動の一環としてキャンペーン番組を制作した。
この11月放送分がその第1回目で、活動を継続している間の番組制作を予定しており、基本的に1ヶ月間同じ内容を放送する。

番組審議委員を長年務めてくださっている委員の皆さまには、FMわぃわぃ、コミュニティ放送の存在意義や、なぜNPO法人に移行したのかということをご理解いただていると思うが、設立経緯や当初のエピソードなどには、この番組を聴いて初めて知ったこともあるという感想が多かった。
また、法改正への取り組みということで、番組内容も過激なものになるのではと心配なさっていた方もいらっしゃったようだが、代表理事でもある話し手二人の語り口調がとてもソフトで耳に馴染み易く、何を伝えたいのかがよくわかったというのが皆さまの一致した意見であった。
しかし、この内容に音楽を挿入するのは不適当ではないかということや、60分という放送時間が長いという意見もあった。
いずれにしても、今後もずっとコミュニティ放送局FMわぃわぃを応援していきたいという多大なエールをいただいた審議会であった。

議事録はこちらからどうぞ

2011年度第3回番組審議会報告

2011年9月14日(水)17:00~18:00 、FMわぃわぃ会議室において、2011年度第3回番組審議委員会を開催いたしました。
出席委員は、西修委員長、正岡健二委員、萩尾利雄委員、山本幸男委員、木辻清子委員、為岡務委員、平川愛恵委員。
放送従事者側は、金千秋、平野由美子。

第3回審議番組は、「CHAO CAC BAN (チャオ カック バン)」 。
2011年9月1日(木)20:00~21:00放送。
パーソナリティは、NGOベトナム in KOBE スタッフの打出まきさんとトゥイさんのお二人。
ディレクター、ミキサーは、FMわぃわぃ、金千秋。

毎週木曜日夜8時から9時放送の、ベトナム語と日本語でお送りする情報と音楽の番組です。
前半30分はトークコーナー。打出さんが日本語、トゥイさんがベトナム語を担当し、今のベトナムの話題などを教えてくれます。
後半はベトナムポップスのコーナー。
構成がしっかりなされており、ポップスも耳馴染みがよく聴きやすいと、委員の皆さんから概ね好評でした。
今年の6月から新たに番組を担当してくださっていますので、これからどんどん番組の経験を積んで、楽しく聴きやすい日本語とベトナム語の掛け合いを期待しています。

議事録はこちらからどうぞ