Hunger Free World 10月1日グローバルフェスタ@お台場からの中継


img_yoneraハンガーフリーワールドのアドボカシー担当米良彰子さんとの電話中継

飢餓は食べ物が足りないから起こるのではない、という事実。
どうやら原因のほとんどは、私たちが作り出しているようです。
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いま、世界の飢餓人口は7億9500万人。9人に1人が飢餓に苦しんでいます。 これは食べ物が足りないからではありません。なぜなら、毎年世界では、約25億トンの穀物が生産されていて、もしこれが世界に住む73億人に平等に分配されていれば、1人当たり年間34キログラム以上食べられることになります。

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冷蔵庫の奥で賞味期限が切れた食ベ物、宴会での食べ残し……。私たちは毎日、たくさんの食べ物を捨てています。日本の年間の食料廃棄量は2800万トンと、食料消費全体の2割以上。このなかには、食べ残しや賞味期限切れなど、食べられたはずの食べ物「食品ロス」が642万トンも含まれています。実は食品ロスのうち、約半分が家庭からと、意外に家庭から出る量も多いことがわかります。 もったいないと思いつつも、「食べ切れなくて」「おいしくないから」とムダにしてしまった経験、みなさんもあるのではないでしょうか。
こういう世界の中の分配の不均等が、世界の飢餓を生んでいること!それに私たちの生活が関係していることを知ることの必要性をひしひしと感じた電話中継でした。