2015年1月16日金曜日夜の11時から「ミッドナイトねね」特別編放送します!

ミッドナイトねね

2015年1月16日金曜日夜の11時から「ミッドナイトねね」の放送を行います♪
通常は毎月の第一土曜日の夜ですが、今年の震災20年「たかとり救援基地」の現在・過去・未来の同窓会交流会開催に合わせて放送いたします。ぜひお聞きください。お近くの方はご参加いただければ大変うれしいです

ミッドナイトねね

いつもの「ミッドナイトねね」メンバー かんちゃん・かよさん・もっちゃん・でーやん・つぼちゃん・いり2、そしてFMYY金。
特派員は鹿児島・浜松、そしてアメリカのウィスコンシンのめんちゃんですこの写真は2014年12月の放送風景です

2015年1月9日、まちはイキイキきらめきタイム、技術のつくだ煮

2015年1月9日、まちはイキイキきらめきタイム

教室兼工房「がらす庵」の吉田延泰さん

≪技術のつくだ煮≫
本日のゲストは、長田区久保町の教室兼工房「がらす庵」の吉田延泰さんです。
吉田さんは、近畿大学文芸学部芸術学科造形美術専攻のガラスゼミで勉強されました。吉田さんのガラス美術工芸品は、パート・ド・ヴェールという手法で制作されており、ガラスの練り粉という意味で、メソポタミア時代から伝わる技法です。作り方は、油粘土で型をとり、石膏どりし、油粘土を取り出し、そこに粒や粉のガラスを詰めて電気窯で焼いたものです。着色は金属を混ぜて発色させています。仕上げはダイヤのやすりで削り成形し、ガラスと膨張率の違う異物が混入すると割れるので気を使うそうです。

教室兼工房「がらす庵」の吉田延泰さん

作品は、器類とアート品で、オブジェを制作しています。持参頂いたオブジェの「顔」は背後にプレートがあり、プレートに穴をあけ、重力を利用して滴り落ち、つらら状に固まことで両者を繋いでいます。このオブジェは二つの関係性を重視したもので、人と物が影響を与えあっていることを表現したものです。作品のタイトルは「リレーション」です。作品「ぐい飲み」は「透明な花」というタイトルで、路地裏に咲いている花をイメージしています。記憶の中から掘り起こして作品にしており、表現を重要視して制作しています。

教室兼工房「がらす庵」の吉田延泰さん

今、芸術家が長田で生き残れる事を模索しています。このため震災20年の節目に「新長田アートコモンズ」という芸術祭を今秋開催することを計画しています。今後10年間を目途にアーティストが長田に集まり、住みたくなるような街づくりに挑戦していきたいと思っています。アーティストが住みたい街とは、外に向かってチャンスがある街、住みやすい街、刺激がある街、ネットワークづくりが出来る街ということです。長田は元々ものづくりの街で、芸術面では弱いが可能性は高く、そのような街を作っていくのは吉田さん達の世代と考えているそうです。ケミカルの街は一人ひとりが社長で、職人の街は一人ひとりがトップで、流れ作業ではなく一人ひとりが自分の城を持っている個人事業主であるので、アーティストと通じるものがあります。

1月10日より1ヶ月間開催予定の新長田アートプロジェクトの関連企画として、吉田さんの作品が路地裏で展示されます。2月は日本橋三越のグループ展に出展します。

最近長田にはアーティストが集まり始めています。吉田さんの仲間が新しい長田を目指し、地域の活性化にも繋がる色んな取り組みをされている事は地域にとって非常に素晴らしいことだと思います。住民の皆さんにも活動が浸透し、人が集まる長田になることを期待したいです。

2015年1月9日、まちはイキイキきらめきタイム、ハロー長田のコーナー

2015年1月9日、まちはイキイキきらめきタイム、ハロー長田のコーナは長田消防署のご担当。本日のゲストは消防防災課消防係で地域防災を担当されている菅井晶さんです。

長田消防 菅井晶さん

冒頭、阪神大震災発生時の菅井さんの体験談を伺いました。
1月17日当日は大谷町の自宅で風邪で疲れた状態で休んでいたので、地震に気づくことなく、ぐっすり寝ていたところ、母親に起こされたそうです。隣のおばちゃんも地震に気がついていなかったそうです。自宅は全壊で更地にする程の被害だったそうですが、こういうこともあるのだと、このお話をお聞きしてびっくりしました。

地震発生後は、当時父親が脳梗塞で倒れていたので、すぐさま避難所へという事はせず、余震を考え、外は寒いのでとりあえず、玄関を少し開けた状態で、すぐ脱出はできるようにして、靴を履いてもらい、暖房器具を用意し待機させたまま、自分は消防署員として出動されたそうです。
幸い翌日三田のご親戚が救援に駆けつけてくれ、両親を避難させることができたそうです。
当時の勤務先は垂水消防署だったそうですが、とりあえず近くの長田消防署に出勤し消火活動などの手伝い。
垂水に戻ったところ、長田の支援をするように言われ、再び長田で活動。長田では火災の応援が主で、水不足は非常に深刻でホース1本を延々と引っ張りプールの水を放水するなどの苦労の上での消火活動でした。

菅井さんは、個人的に、震災が起こる前危惧していたことがあったそうです。それはもし神戸で大地震が発生した場合、新幹線の脱線と南部海岸沿いの石油コンビナートの火災です。
しかし幸いなことに、二つとも震災直後に大きな問題はない事がわかり、ほっとしたと話されました。もし石油コンビナートに火災が発生した場合、消防署としては、最優先でコンビ―ナート消火に当たる必要があり、他の火災に手が回らなくなる、その場合一般家屋の火事には手が回らず、より市民の被害は多くなるところでした。新幹線の走行の時間ではなく、またコンビナートもきちんとした設計の上での設置だったことは大変重要なことであるとお聞きして思いました。

菅井さんは、現在のように核家族化が進み、一人暮らしのお年寄りが多くなると災害時支援が行き届かない場合が多発すると心配されています。そのためにも、日頃から家族・親戚が助け合う体制を作っておいてほしいと願っておられるそうです。
そのためには、日頃から人の繋がり、世代間の継承が途切れないようにすることが重要です。その意味もあり、学校は最重要の位置付けであるとお考えで、よく学校に出向きお話をすることに務めてられます。
経験のない子どもたち、新しく神戸に来られた方々にお話しするうえでの問題は、阪神大震災の映像資料が、個人情報保護や著作権の関係で使用が難しくなっていることだそうです。

**間もなく阪神淡路大震災20年を迎えます。
菅井さんより当時の消防の対応状況などを伺い、改めて大災害発生時はコミュニティや家族の助け合いが非常に重要であることから、日頃から家族、近隣と災害対応の話し合いをしておくことの重要性を再認識しました。

放送設備リニューアルのための寄付キャンペーン開催中

FMわぃわぃは昨年8月、そして12月に地上波放送が停止してしまいました。いずれも原因は、老朽化した放送機器が壊れてしまったことです。

阪神淡路大震災の直後にミニFM局として放送をはじめ、翌年に正式開局してから19年間、FMわぃわぃの放送機器(送信系)は休みなしに働き続けてきました。いずれも当時、個人や財団からの支援金で購入し、縁の下で放送を支えてきた機器です。どれもが老朽化し、早急に交換をしなければならない時期に来ています。

しかし、コミュニティ放送局が放送を続けるために必要な放送機材は、どれも専門的、かつ、少数生産のため、非常に高価なものばかりです。FMわぃわぃにとってはすぐに用意できる金額ではありません。
これまでたくさんの皆さんに支えられ、放送を続けてきたFMわぃわぃは、特定のしがらみに縛られることなく社会に対して発信すべきことを放送してきました。そして、多文化共生のまちづくりや被災地支援に貢献できたのも、20年間、放送を続けて来たからこそです。

これまでどおり、FMわぃわぃが志を曲げることなく、震災20年を越えて放送活動を続けていくために、応援してくださっている皆さんに募金をお願いするキャンペーンをスタートしました。

寄付をお願いするフライヤーを掲載いたします。どうかご覧いただき、ご協力のほどをよろしくお願いいたします。

続きを読む 放送設備リニューアルのための寄付キャンペーン開催中

関西学院大学総合政策学部山中速人研究室3年制作「阪神・淡路大震災から20年シリーズ」開始!

関西学院大学3年稲岡さんと山本さん

(写真は6日担当の右側、稲岡薫さんと左側、山本由里香さんです)
2015年1月6日火曜日から、関西学院大学山中速人研究室の3年のゼミ生たちの制作番組放送開始です。
今年は震災20年、24人の学生たちが聞く
「あなたと話したい、復興ってなに?」実現したこと、しなかったこと。
阪神・淡路大震災から20年、あらためて復興の意味を考える。

震災を知らない世代の大学3年生だからこそ聞く、20年前のお話。
24人の学生が、一人ずつ24人の方にじっくりとお聞きすることで、それぞれの震災を他人事(よそごと)、絵空事、語り部さんから伺うお話としてではなく、自分たちが生きていく、自分たちの未来のまちでのこととして「自分事」となるよう期待を込めての企画です。
ぜひお聞きくださいませ。
放送日程は1月6日から毎週火曜日13時から、再放送はその日の夜10時半からと木曜日の13時から。
またFMわぃわぃのwebサイト関西学院大学山中速人研究室のサイトでもお聞きになることができます。

【2015年 華声 新春特別番組】

周偉棟 華声

【2015年 華声 新春特別番組】
みなさん、明けましておめでとうございます。
中国語番組「華声」の周偉棟です。
華声は毎週月曜日夜8時から9時までの番組です。
新春最初の1月5日月曜日の華声についてご紹介いたします。
今回周偉棟担当の「華声」のゲストは、同志社大学三回生、そして「日中の未来を考える会 関西支部」の代表でもある金田孝信さんです。
金田さん、一年間上海での留学経験があり、なんと中国40以上の都市も旅しました。
「日中の未来を考える会関西支部」の立ち上げにも関わり、その経緯や今まで活動したことも聞かせていただきました。
中国語を勉強されている方や、旅行で中国に行かれる方、少しでも中国に興味があれば、ぜひ聴いてください!
金田さんの中国旅行記のブログもすっごくおもしろいので、ぜひ!ごランください。

http://kanayan3594.blog.fc2.com

神戸市長田区から世界の言語で放送しています。