住宅の応急修理制度について:東北地方太平洋沖地震多言語支援センター災害情報 翻訳 122報

東北地方太平洋沖地震で被害を受けた住宅を応急修理する場合、その費用の一部の支援が受けられます。自分で修理するお金がない世帯が対象です。1世帯あたり52万円が上限です。支援を受けるには、住居の被害の程度、所得など、いくつかの条件を満たす必要があります。
また、この支援を受ける場合は、原則として仮設住宅の利用はできません。
具体的な内容については、市町村役場にお問い合わせください。

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被災者生活再建支援金について:東北地方太平洋沖地震多言語支援センター 災害情報 翻訳第120報

被災者生活再建支援法に基づき、居住する住宅に被害を受けた世帯に支援金が支給されます。
支援金は、住宅の被害程度に応じて支給される基礎支援金と住宅の再建方法に応じて支給される加算支援金です。
支給額は、基礎支援金と加算支援金の合計額となります。
単身世帯(世帯人数が1人)の場合は、各欄の金額の3/4の額になります。

基礎支援金は、全壊などの場合は100万円、大規模半壊の場合は50万円が支給されます。
加算支援金は、建築 購入の場合は、200万円、補修の場合は100万円、公営住宅を除く賃借は50万円が支給されます。
支援の対象となる世帯は、住宅が全壊や半壊などの被害を受けた世帯です。
詳しくは、住宅所在地の各市町村にお問い合わせください。

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7月の「大震災を語り継ぐ」は、神戸市産業振興局参事三谷陽造さん

神戸市産業振興局参事三谷陽造さん

2011年7月の「大震災を語り継ぐ」のゲストは、神戸市産業振興局参事三谷陽造さんです。
この番組は、毎月ゲストをお迎えし毎週日曜日午後5時からの30分間、放送しています。

西條遊児さん

聞き手はおなじみの西條遊児さんです。
FMわぃわぃは周波数77.8メガヘルツ、インターネット放送はサイマルラジオで同時放送しています。またこの番組は「大震災を語り継ぐ」のサイトでポッドキャスティングとしていつでもお聞きになることができます。

本日の「KOBEながたスクランブル」の放送は、被災地宮城県気仙沼と岩手県遠野と宮古、盛岡でのインタビューをお送りします。

≪パート4≫KOBEスクランブル交差点

宮古災害FM

宮古市にできた【みやこさいがいエフエム/みやこたろうさいがいエフエム】岩手県宮古市宮町「陸中ビル」3階より放送中。周波数:77.4MHz 出力:20W。陸中ビルから見える橋=出会い橋というそうだが、そこをUSTしています。

宮古FMにてFM守口吉岡さん

その【みやこさいがいエフエム/みやこたろうさいがいエフエム】でスタッフの方をお話をしていると、なんと大阪府守口にあるFM守口=FM-HANAKOのスタッフ吉岡さんがやってきました。コミュニティ放送局同士いろんな支援をしていることを実感するひと時でした。

岩手県立大学学生ボランティアセンター

26日の宿泊は盛岡市内。そこで以前からお付き合いの有る岩手県立大学福祉社会学部の山本克彦さんの率いる「学生ボランティアセンター」を翌日訪問しました。

岩手県立大学学生ボランティアセンター副代表阿部美智子さん

2011年3月初の海外ボランティアに出かけたのが、フィリピンでの井戸掘り。そのさなかの3月11日に大震災が起こり、大学は自家発電で明かりはつきましたが、地域は停電で、情報収集ができず、フィリピンから震災情報を反対に送ったそうです。この部分の聞き手は、大阪大学津田守先生が副代表の安部美智子さんにインタビューしました。
地域にはたくさんのフィリピンからの女性達が結婚でやってきているということもあり、フィリピンからの情報発信は最近のITの発達から生まれた産物です。

岩手県立大学学生ボランティアセンター代表早川陽さん

地域の避難所となった大学での活動、そして沿岸部での支援活動など学生ボランティアセンターの日ごろの地域での福祉活動と重ね合わせて大きな力を発揮しました。この部分は4月からの代表早川陽さんが答えました。

岩手県立大学社会福祉学部山本克彦准教授

これらの経験と2004年新潟地震、2007年中越沖地震のときに岩手県立大の学生達が現地入りしたことは、学生にとっても大きなことであったことと重ね合わせ、いわてGINGA-NETプロジェクトが立ち上がりました。岩手までのバスの送迎と支援先とそして岩手県南部沿岸地域にアクセスのよい住田町に宿泊拠点を設置、夏休みの学生達の受け入れを、学生が行うとう画期的な仕組みです。 これらについて山本克彦先生にお話を聞きました。

本日の「KOBEながたスクランブル」の放送は、被災地宮城県気仙沼と岩手県遠野と宮古、盛岡でのインタビューをお送りします。

≪パート3≫KOBEスクランブル交差点

大槌の子どもたち制作プラ板

6月26日日曜日遠野を後にして大槌町に向かいました。地震、津波、そしてその後の大火災という想像を絶する被害を受けた大槌町。大槌町のマスコットキャラクターは打ち出の小槌をイメージした「おおちゃん」です。この「おおちゃん」をイメージしたイラストを子ども達がプラ板にしました。この避難所などで作られたこのプラ板は、ストラップとして販売、子ども基金の資金の一助となる予定です。

岩手県地図
大槌で子ども基金を立ち上げている千田さんを囲んで

国連難民高等弁務官事務所 (UNHCR)専門職職員である千田悦子さんとこの地で会いました。
世界の難民支援で身につけた緊急支援のノウハウを3箇所の避難所で、地域の人も巻き込んで行っています。炊き出し・子どもの支援・瓦礫から発見された写真の整理などなど、、、そして100日を過ぎた今は、大槌の子ども支援のためのいろんなプロジェクトを立ち上げています。このプラ板もそのうちのひとつ!です。

本日の「KOBEながたスクランブル」の放送は、被災地宮城県気仙沼と岩手県遠野と宮古、盛岡でのインタビューをお送りします。

≪パート2≫KOBEスクランブル交差点

遠野市福祉センター入り口

岩手県遠野市福祉センター入り口
「遠野まごころネット」は、岩手県遠野市松崎町白岩字薬研淵1-3、遠野総合福祉センター内遠野市社会福祉協議会内にあります。

遠野福祉センターポスター

もともとが福祉センターなので、敷地内にはいろんな形の車椅子やヘルパーさんの常駐するところでもありました。
しかしまだまだ被災地での避難所、そして仮設での障害者の情報は、表に出てきていないのが現実です。

まけないぞう

遠野まごころネットには、その名前のとおりたくさんの市民団体が参加しています。その中のひとつ被災地NGO協働センターまけないぞうも、遠野のいろんな被災地で制作されています。たくさんのぞうの中からイケメンと美少女のがんばるぞうを取り出してくれたのは、神戸大学から来ている田代さんです。神戸に帰ってきたらFMわぃわぃに来ていただく予定です。

まけないぞうの梱包ボランティア

遠野でのボランティアのお二人。瓦礫撤去などのボランティア活動を海岸地域で行うのですが、このお二人は少し風邪きみということでがんばるぞうの梱包作業に従事です。左は山形出身の佐野博幸さん、右は中谷洵志さん。

遠野福祉センター宿泊施設(体育館)

遠野まごころネットには、宿泊施設としての体育館があります。ここには、女性専用のスペースも作られ、韓国からの支援の横断幕も掲げられていました。人が人を思う気持ちが溢れるスペースでした。

神戸市長田区から世界の言語で放送しています。