今夜のミックスルーツラジオはLoving Day Commemorative

ミックスルーツ関西

今夜のミックスルーツラジオはLoving Day Commemorative
Lunchを振り返りながら、7月、8月に開催予定のイベント情報、そして関西外国語大学の坂下先生にお話を伺っています。アフリカン・アメリカンの人権運動に関する研究を専門とされていた先生はFMYYやシェイクフォワードを生徒さんに紹介し、より身近な形で多文化社会のテーマを考えてもらう授業を行っています。

8月6日7日に開催するイベントの公式情報は間もなくアップされますが、道頓堀で一般の方をターゲットにした社会対話イベントとしてラジオの生収録やパフォーマンスを実施し、翌日には阪大で「ミックスルーツ国際学術フォーラム」を開催する予定です。乞うご期待!

ふれてあれこれ好奇心アイtoアイズ(6/23 O.A.) 番組レポ

6月23日の「ふれてあれこれ好奇心アイtoアイズ」。

 去年の10月、尼崎の高校で「目が見えない、とはどういうこと?」をテーマに講演をしてきたより子さん。講演を聞いた生徒達の感想文が最近届きました。
 より子さんは後天的に視力を失った「中途失明」。なので物の形や色が想像できますが、しかしそれらが分かるからこその恐怖もあります。「見えないから…」と考えず、どう工夫して過ごしやすく生活しているのかを説明したそうです。
 感想の中で一番多かったのは、「見えないのは辛いことだと実感した。これからもっと理解していきたい」というものでした。
 「障がいを抱えて生きることが大変だと思ったのなら、私達が困っている時にぜひ声をかけて欲しいと思います。頭の片隅にでも、障がいを抱えた方を見た時に、私の講演のことを思い出してくれたら。そして、声をかけてくれたらとても嬉しい。声の掛け合いで障がい者と健常者の隔たりを越えていけたら」とより子さんはおっしゃっていました。

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まちはイキイキきらめきタイム 2,011,6,23(木)号

まちはイキイキきらめきタイム 2,011,6,23(木)号
担当:あっちゃんこと乾あつ子、心美人ことパク・ミョンジャ(朴明子)
<オープニングトーク>ミョンジャ所属の絵画教室の展示会がある。私は柏葉アジサイを描いた。葉が柏の葉に似ているアジサイ。他に2点出品しているのを披露しますぅ~。

 カシワバアジサイ作朴明子

「柏葉アジサイ」

追憶作朴明子

「追憶」

あたりめ作朴明子

「あたりめ」
<今日の1曲目>シリーズ・朝鮮半島の童謡「ツバメのはなし」
~ カンナムにツバメが帰ってきたよ ピー、ピー、ぺぺ、ピーピー
赤ちゃんツバメが みなさんこんにちは ピーピー
カンナムのツバメもお勉強します ピーピー
ねんねんころりよ おころりよ 赤ちゃんツバメおやすみと ピーピー
母さんツバメが 歌います ~
<あっちゃんの、大阪ぐるぐる> 「自宅介護の講演会に行ってきました」
あっちゃん出身の高校は100年の伝統がある。卒業生が学校で講演をする。今回の内容は、これまでの政治はあらゆる面で官から民と移行させてきたが、それらの付けは結局国に帰ってくるシステムの矛盾がある、といったものだった。う~ん。(―_―)!!
<2曲目>「煙が目にしみる」ザ・プラターズ。
<情報・おしらせ><ウリエホジュモニ うちらのポケット>今日は「情報特集」
①立命館大学コリア研究センター国際シンポジウム「植民地における朝鮮人の生と死」
②朝鮮戦争勃発61年、吹田事件59年記念
「朝鮮と中東とのつながりを考える―世界史の中の日本と関連させて―」
③被災したウリハッキョ(朝鮮学校)を支援するチャリティー公演。
④すべての子どもにたちに、わけへだてなく! 即刻、朝鮮高校も<無償化>を! 6・23近畿集会。
⑤南京・海南島フィールドワーク 8月中旬。申し込み7月11月まで。
神戸・南京を結ぶ会 (神戸学生青年センター内)☎078-851-2760
⑥コリアの映画の世界。-表現の自由を求めて-「風の丘を越えて」。
-韓流への飛躍― 「シュリ」15日PM7時~ (賛同団体57以上)。
⑦世界難民の日2011関西集会。
⑧1910年「韓国併合」から101年目に考えるー「安重根と石川啄木」。
⑨「アジア労働者交流会in神戸」韓国から労働運動家を招いて。
― 憲法改悪反対・有事法制反対・アジアから米軍基地を撤去しよう・自衛隊の海外派兵反対・朝鮮半島を再び戦場にするな ―
<4曲目>「涙にぬれた豆満江」岩田美樹
<エンディングトーク>朝鮮半島のミニ・ニュース。
・慣習的に土葬が多かったが、最近は8割の人が火葬を望んでいる。理由は清潔で衛生的、簡単、管理しやすい。・韓国の人口密度がバングラディシュ、台湾についで3番目。・ナイジェリアで高麗ニンジン酒が人気を呼んでいる。       朴明子記
                               

まちはイキイキきらめきタイム水曜日のゲスト出演者には素敵な特典アリ!

水曜日番組の出演者

(ゲスト出演者の特典、准レギュラー認定カードを手にするゲスト吉川さん)
6月22日 まちはイキ水曜日
 この日のテーマは「コミュニティーデザイン」。グージーの聞き耳頭巾のゲストは、(株)コー・プランの吉川健一郎さん。神戸を中心に活躍するまちづくりコンサルタントだ。おついたちの工房市座から夏越ゆかた祭など、長田神社前での仕事は8年になる。スタジオには、長田中央いちばの難波さんも来場し、吉川さんが長田神社前に来た頃のエピソードも披露。「コンサルタント」がコミュニティーに入る意味も話題に。長田神社前の最新情報は、7月7日(木)にスタートする長田中央いちばの「萬福いちば食堂」。好評だった市場内フードコートが毎週木曜日に楽しめるようになる。
 水曜日のおすすめコーナーには、「おばちゃん九の一小笑組」(PHP文芸文庫)を上梓したばかりの多田容子さん。主に江戸時代を舞台に小説を書いている。そのころのコミュニティーの形態を、当時の人々がどのように生計を立てていたかという視点で分析。また「エニアグラム」の視点から、他人や自分の受容、コミュニティーのように様々な人格が集まる環境の可能性について触れた。小説で当時の人々の物語を紡ぐ多田さんと、今まさにコミュニティーの物語の中にいる難波さんと吉川さん、放送時間内には収まらない組み合わせだった。
多田さんは、6月26日(日)に「古武術お話の会」、7月10日(日)には「エニアグラムお話の会」を予定。最近は、新潟など遠方からも参加者があるそうだ。詳細は、ホームページ参照→ http://homepage2.nifty.com/tada-yoko/

関西学院大学総合制作学部山中速人研究室制作番組「それぞれのボランティア活動を通じて~私達にもできること~」第5回

関西学院大学総合政策学部山中速人ゼミ生

2011年6月21日火曜日「まちはイキイキきらめきタイム」いつもの13時からのコーナーは、関西学院大学総合制作学部山中速人研究室のゼミ生達がお送りする番組です。5月24日からは「それぞれのボランティア活動を通じて~私達にもできること~」と題して、いろんなボランティア活動を行い、それをリポートしています。今回は第5回~学内ボランティアキャンペーン~と題して放送しました。
担当は、笹賀万央・中川稀美子・木村晃人・坂本真之・奥林賢です。
FMわぃわぃは周波数77.8メガヘルツ、インターネット放送はサイマルラジオでお送りしています。
またこの番組は関西学院大学のサイトでポッドキャスティングとしていつでもお聞きになることができます。

今日の「KOBEながたスクランブル」電話中継は、原子力発電所事故からの避難

電話中継ゲスト早尾さん

2011年6月18日土曜日13時からの「KOBEスクランブル交差点」のゲストは、早尾 貴紀さん
3月11日太平洋沖沖東北地方地震がおこり、その影響で起こった大津波。

今回の地震はその自然災害だけでなく、原子力発電所事故という人災を伴いました。この事故直後、多くの人が地震被害からの避難ではなく、「放射能から子どもを守る!」という思いで、それぞれの「大切な故郷」から脱出しました。いわゆる自主避難です。

その自主避難の困難さ、この3ヶ月いろんなしがらみの中で直面してきたいろんな思いを、一人の父として、東北人として、避難者経験者として語っていただきます。
これは決して他人事ではなく、「電気で快適な生活を送ってきた人」は、すべて自分のこととしてお聞きいただきたいと思います。

早尾さんからのメッセージをご紹介します。

現在進行形の原発震災のまださなか。

まだうまく言葉にできないのではないか、まだ振り返れないのではないか。

いや、振り返るな、振り返るな、そう自分に言い聞かせて、この3ヶ月を突っ走ってきました。

立ち止まってしまったら、そのまま抑えてきた自分の感情に呑み込まれてしまうのではないかと恐れました。

でも、自分の武器は結局は言葉しかありません。

手足も動かしています。それが届く範囲はとても小さい。 

もう少し先へ。やはり言葉を発するしかない。

正直、話すのも書くのも苦痛をともない、また言葉を発した後はその不十分さ・不本意さ必ず悔恨をともなうのですが、その程度の苦痛は引き受けないわけにはいきません。

言葉にもできないほどの苦痛を背負った人びと、背負うことすらできずに消え去った人びとが無数にいるのですから。

神戸市長田区から世界の言語で放送しています。