YYJournal~神戸親和女子大学の連携校・ソウル女子大学のGlobalServiceLearning



毎年この時期に神戸親和女子大の地域交流センターがコーディネイトする韓国のソウル女子大学海外サービスラーニング教育プログラムの受け入れをしています。
今年は4人の日語日文学科の女子大生がやってきました。引率は安善柱(アン・ソンヂュ)教授、学生は朴賢周(パク・ソンヂュ)さん、朴廷娥(パク・ヂョンア)さん、金志垠(キム・ヂウン)さん、鄭知永(チョン・ヂウン)さんです。

今年FMYYでしていただいた作業は、2グループに分かれ、1つのグループは、カトリックたかとり教会が1995年の震災の年のクリスマスに掲げた「たかとり救援基地」のメッセージの韓国語訳。この場所はなんのための場で、なにを求めていて、誰に向かって伝えたいのか…。それを自分の国の言葉に訳してもらいました。同じくこのたかとり救援基地、そしてたかとりコミュニティセンターになってもその精神は綿々とあり、FMYYはそれを「伝える」場として発信しているその思いを韓国語に翻訳してもらいました。
別のグループは、新しく2月から始まった「즐거운 잔소리 시간 (チュルゴウン・チャンソリ・シガン)}の番組の音声を聴いて日本語の訳をつけてもらいました。
この番組は、新しく日本に来たニューカマーの韓国人にむけた番組。日本でのいわゆる「在日」無絵kの番組ではなく、1970年代や1980年代の学生たちにとって、自分の母親やもしかしておばあちゃんの知っている韓国ソウルの話が語られている番組ですので、同じ国の言葉を使っていても時代が違えば中々理解がむずかしい~~~という多様性の一環が見えた翻訳の現場となりました。