「リリーフPCプロジェクト」カテゴリーアーカイブ

訪問報告(その1)

被災地市民活動限定 ひょうごリリーフPCプロジェクト
2005年3月に、被災地向けリユースパソコン寄贈先のうち2団体を訪問させていただきました。

★小規模作業所グループ こうのとり(豊岡市栄町 TEL0796-23-3960)

コウノトリ公園の山の麓、低農薬米を育む広い田園…。ときおり「神々しく」コウノトリの飛ぶ姿を望む自然に恵まれた環境の中、知的精神身体の三種障害の方を対象に活動を続けています。地元の方といっしょに旬の野菜・漬物が並ぶ朝市と、作業所で作成したコウノトリグッズの販売を行なっています。喫茶店も併設し、おいしいコーヒーやお菓子を食べながらお客様とメンバーの会話も弾みます。
台風の影響で通所者の自宅が床上浸水の被害に遭いました。一般就労向けにパソコン教室で使用していたパソコンが、他の電化製品とともに使えなくなってしまいました。私たちが、訪問途中に、川沿いの木々や草が横に倒れたままの姿を目にし、水害の大きさを物語っていました。
今回寄贈されたパソコンは、一般就労向けにパソコンの勉強をしている通所者に貸し出し、作業所と自宅での練習用として活用されます。パソコン教室では学ぶ側であった障害を持った人が、教える側になる動きもでてきていることがうれしいと事務局長の稲垣慎吾さんはお話されていました。パソコンの操作習得が通所者の自信につながってひろがりつつある様子が伝わりました。

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訪問報告(その2)

被災地市民活動限定 ひょうごリリーフPCプロジェクト
2005年3月に、被災地向けリユースパソコン寄贈先のうち2団体を訪問させていただきました。

NPO法人 宅老所 銀ちゃんの家  (豊岡市若松町 TEL0793-24-0029)

2件の民家を借りて、認知症要介護高齢者を対象に居宅介護支援を開設。毎日約10人の地域利用者で、おしゃべりしたりお茶を飲んだり、あたたかくなごやかな雰囲気です。「銀ちゃん」の名前の由来は?と団体責任者の葉賀裕さんにお聞きすると、利用者である方々のシルバー世代を表しているそうです。
昨年秋の台風23号の影響で丸山川が氾濫し、水が、「銀ちゃんの家」が建つ商店街から駅にかけてあふれ出し、みるみるうちに床上40cmまで水位が上がりました。2階に電化製品、家具などを運び移す余裕はなかったそうです。泥水がひいたのは2日後だそうです。一番困ったことはトイレ…宅老所で使用していた紙おむつを使用していたとのことです。今も多くの建物の壁には水位のあとが残っています。災害の大きさを改めて感じさせられました。
前日届いたという寄贈パソコンは、早々に事務机上にありました。到着を心まちにしていてくださったと感じ、私たちは大変うれしく思いました。「団体のデータ事務管理や、ホームページでの情報発信を行なっていきたい。」と担当の葉賀はるひこさん。今までパソコンは団体代表自身のものを使用していたとのことで、活動を支える道具として今回のパソコンに期待がかかります。

第3期ひょうごリリーフPCプロジェクト募集

被災地市民活動団体※1限定
ひょうごリリーフPCプロジェクト
「ひょうごんテックとイーパーツの連携による被災地リユースパソコン寄贈プログラムのお知らせ」

兵庫県内で台風21号・23号で被害を受け災害救助法の適用を受けた以下の5市15町に本拠地を置く市民活動団体にリユースPCの寄贈プログラムを始めます。詳しくは続きを読むへ。

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ひょうごリリーフPCプロジェクト

被災地市民活動団体※1限定
ひょうごリリーフPCプロジェクト
「ひょうごんテックとイーパーツの連携による被災地リユースパソコン寄贈プログラムのお知らせ」

兵庫県内で台風21号・23号で被害を受け災害救助法の適用を受けた以下の5市15町に本拠地を置く市民活動団体にリユースPCの寄贈プログラムを始めます。詳しくは続きを読むへ。

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