「長田今昔ものがたり」第65話


第65話 西須磨の職域と店舗(閑話休題 ) 2017年10月7日放送

1920~1930年代の話です。須磨の枕言葉は「風光明媚・白砂青松・気候温暖」といった好印象のものが並びます。その中で、西須磨は南北約2kmで東西が約3km、面積は三角形で約6km²です。この狭い地域の職域と店舗を見てみると、多彩な店・職人・珍しい職種がでてきます。医師がなんと22軒、植木屋12軒、酒屋11件、花屋、旅館、ブリキ屋、そして大工・棟梁、職人さんも大勢いました。勿論「大師もち」も売られていましたが、ロシアベーカリーという「パン屋」さんも人気でした、小銃を修理する鉄砲屋とか、日本刀を研ぐ「刀屋」など、須磨ならではの「たたずまい」でした。


65話 須磨寺前商店街の賑わい


昭和初期の須磨寺前商店街の地図
(クリックしていただくと井上氏作の地図ファイルが開きます)