まちイキ 2012,10、11(木)号


だんじり

(写真は泉州の秋祭り)
まちイキ 2012,10、11(木)号
担当:ユミタンこと平野由美子、心美人のパク・ミョンジャ
<OPトーク> 
泉州の秋祭りはだんじりが疾走する。私が見た地域は8台(?)のだんじりが勇壮さを競っていた。だんじりといえば岸和田が有名だが、泉州の地では同じように大いに盛り上がる祭りだ。その日は仕事が休みの所が多いという。子どもや若い女性が、編み上げした髪にキリッとはちまきをして、みんなお揃いの黒や白のハッピを着込み、だんじりの綱を引く姿は、見る者の心も躍らせる。美しい田園風景に朝からだんじりの鐘の音が響いていた。秋祭りは農産物の収穫を祝い感謝するのだ。

高田昌幸さん元北海道新聞、現在高知新聞記者

(写真は、講演会「マスコミが権力のウソを見抜けない本当のワケ」の講師高田昌幸さん)
<ウリエホジュモニ うちらのポケット>
① 講演会「マスコミが権力のウソを見抜けない本当のワケ」
講師:高田昌幸さん 元北海道新聞、現在高知新聞記者
台風のためにどうなるのか心配だったが、風雨の中、100人以上の人が来てくれた。質問が多くて、司会を仰せつかった私はあたふたしたが、このテーマへの関心の強さがよく分かった。
高田さんは、北海道新聞記者時代に、警察の裏金問題を暴いたり、公けの発表に基づいて報道するメディアの自主性の無さに疑問を投げかけた。『日本警察と裏金 底なしの腐敗』(北海道新聞取材班編)他、今年は『真実 新聞が権力に跪いた日』等、数多くの著書がある。記者クラブという場所があるのは日本の特徴など、様々な内情を聞いて、私達はメディアを監視しなければならない事を教えられる。
② 「10月9日はハングルの日」。韓国では詩や作文、習字のコンクールなど様々なイベントが催されるそうだ。1400年代に朝鮮王朝4代目の王、世宗大王が学者達を集めて作らせたハングルは、実に上手く考えられた文字だ。自分たちの文字、「ハングルの日」を制定するなんて素晴らしい!
・シリーズ<朝鮮民主主義人民共和国の歌>
「ポニョンハラ チョグギヨ 栄えあれ祖国よ」歌は在日の歌劇団の歌手、今は亡き兵庫県出身のオム・グッチ。
~美しい山河に 朝日赤く映え
飛び 駆ける千里馬の志 この地にみなぎる
社会主義 我が祖国 栄光なれ~
<今日掛けた他の曲>
「会議は踊る」リリアン・ハーヴェィ。
「白樺の野に立てり」コール・セレステ。
「落花」チャン・サイ。
朴明子記