タイでの政治行動が平和を求めるものに変化している!日本からの目線で見る母国。


タイピースロゴ

ノンバイオレンス2010年3月30日夜8時から9時までの「マイペンライサバイサバイ」
担当はタイから神戸大学に留学してきたタイ人のケットさん。
タイ・バンコクで再び起こったタクシン元首相支持派と現首相アピシット派の政治的なデモに関して、対立構造だけではなく、新たな展開が始まっていることをお伝えします。
それはインターネットで立ち上がった「タイピース」そして「ノンバイオレンス」などのようなインターネットサイトでの、市民の声の紹介です。
タイでの対立デモが行われる中、数年前からインターネット上で若者たちが、タイを改善していこうという動きが、始まりました。(インターネット上の活動ですので、どんな人か全くわかりません)彼らは「http://www.ideas.in.th」というサイトを立ち上げました。(タイ語のみ)
そのサイトには、タイを改善していくアイディアを書き込んだり投票したりすることができます。
FacebookやTwitterもシェアできます。そのサイトの運営者が今度「Facebook」に「Thaipeace」というコミュニティを作りました。(英語OK)現在、ファンは6,852人います。
トップに上げているのは、タイピースのバナーを貼っています。一度訪れてみてください。


サイトでは、良い情報をシェアしたり、意見交換したりすることができます。
また、みんなに声をかける活動にも活用されています。ただ、平和を呼ぶような活動だけです。
例えば、最近の活動でいうと、3月20日に献血をしましょう(自分の血を国に貢献しよう)という活動が行われました。

Twitterでも平和を望む人たちは 「#thaipeace 」 と書いて、自分らのコメントを投稿します。
他の人のコメントが良かったら、Retweet(転送)することもできます。
例えば、「タイが早く安定になり、平和を望む方であれば、是非このコメントをRetweetしてください」と書いていました。
これらのSNSの情報を見ると、私自身も平和を望む仲間がたくさん居ると思うようになりましたし、デモ以外でももっといろいろな解決がありそうだなと良くわかるようになりました。
このような善意の活動があることを、この番組を聴いてくださっているYYリスナーの方々と共有できたらと思っています。

一人ひとりが政治的に利用されたり、自身の利権のために動く、、というのではなく住みよいまちやすみよい世界を創りたい。。と発信する、それこそがコミュニティメディアであると実感する動きの報告です。ぜひお聞きください。