世界コミュニティラジオ放送連盟3人の理事のインタビュー番組ご紹介(1)


世界コミュニティラジオ放送連盟理事長スティーブ・バクリー氏

2009年6月、龍谷大学で「世界のコミュニティラジオに平和の声を聞く 地域と世界を結んで」と題して国際シンポジウムが行われました。毎月第4木曜日の夜9時半からの世界のコミュニティラジオの声をお届けする「てんこもり!世界のコミュニティラジオ」の番組において、このシンポジウムに来日した、世界コミュニティラジオ放送連盟(略称AMARC)の3人の理事にFMわぃわぃのスタッフがインタビューし、お届けしました。放送は7月が理事長のスティーブ・バクリー氏へのインタビュー、8月と9月は女性理事マービック・カブレラ氏、そして最後は10月アジア・パシフィック理事アシシ氏です。

スティーブ・バクリー氏は1983年に英国コミュニティメディア協会を設立し、コミュニティラジオだけでなくコミュニティメディアの発展のため世界レベルで活動しています。スティーブさんはインタビューの中で、印象に残ったコミュニティ放送局としてジャカルタの放送局を挙げています。ラジオ局の窓からは汚れた河が見え、恐ろしい汚染物質が流れていて人々は、その河の水で炊事をしていました。
ラジオ局は、清潔な水キャンペーンを始め、地域の政治リーダーの目を住民の健康に向けることに成功しました。コミュニティラジオ局は問題を発信し公共機関の責任を説明できる、住民の声を政治に届けることのできるメディアなのです。