関西学院大学山中速人ゼミ4年生進級番組「マイノリティとの対話」第6回


関西学院大学3年本田さん

2010年3月2日火曜日「まちはイキイキきらめきタイム」の13時からのコーナーは、関西学院大学総合政策学部3年生の4年への進級番組を放送しています。学年全体として「マイノリティとの対話」ということでそれぞれが企画、制作しています。本日の担当は、関西学院大学総合政策学部3年山中ゼミの本田央子さん、タイトルは「日本で暮らすベトナム難民」です。神戸にはたくさんのボートピープルとして母国を脱出してきたベトナム人が定住しています。
神戸の大学ということもあり、難民としてやってきたベトナム人が、日本の地域で、どのような思いで暮らしているのかを
半年かけてじっくり取材しました。
FMわぃわぃの番組は地上波77.8メガヘルツ、インターネット放送ではサイマルラジオで放送しています。またこの番組は、関西学院大学のサイトでポッドキャスティングでいつでもお聞きになることができます。
**1975年、ベトナム・ラオス・カンボジア(総称してインドシナ三国)が社会主義体制に移行したことにより、経済活動が制限されたり、同体制の下で迫害を受ける恐れがあったり、体制に馴染めないなどの理由から自国外へ脱出し、難民となった人々の総称をインドシナ難民と呼び、ベトナム脱出の手段としてボートを用いた人々を特にボート・ピープルと呼ぶ。 これら三国からの難民の総数は約144万人に達し、その内約130万人がアジア地域の難民キャンプを経て、アメリカ・オーストラリア・カナダ・フランス・日本など第三国に定住した。各国のインドシナ難民受け入れ数は、アメリカ 23,000人、オーストラリアとカナダ 各137,000人、フランス96,000人、ドイツとイギリス各19,000人、日本約11,000人、イスラエル400人、日本での難民受け入れは、世界からはやや遅れ、1979年に閣議決定した。