関西学院大学総合政策学部山中速人研究室「耳をすませてリスニング・トゲザー」4年作品


関西学院大学4年野村保奈美

2012年10月16日13時からの関西学院大学総合政策学部山中速人研究室の4年卒合制作は第4回目です。
今回の担当は野村保奈美さん。大阪に住む親戚の叔母さん一家が、息子の大学卒業式のため、2011年3月10日の大船渡に出かけ、そこで被災した経験を語ってもらっています。

被災地

大学のある大船渡周辺(撮影は大学が高台にあったため、助かった息子さん、3月11日)

陸前高田

こちらの写真は、海の風景ではありません。陸前高田のまちが海に飲み込まれた風景です。
卒業式も終わり、折角の東北ということで陸前高田に観光に出かけ、地震に遭遇。おみあげを買うため、たまたま立ち寄っていた道の駅の方に、高台のその方の自宅まで逃げるように言われ、一命を取り留めた叔母さんたちが撮影した、高台から見た陸前高田!です。
眼下に見えるのは、まるで海に化した陸前高田のまち。3月11日から5日間、知らない土地で、知らない人々のいろんな親切に助けられ彷徨われたそうです。大阪の家族、親戚に連絡がついたのは、5日後のことでした。
この番組はFMわぃわぃホームページ左の関西学院大学のサイトで、ポッドキャストとしていつでもお聞きになることができます。