関西学院学院大学現役大学生の番組 第2回目


関学生090602

今回は第2回目「丸五市場と長田周辺を訪ねて」
毎週火曜日「まちはイキイキきらめきタイム」の中の13時からは、関西学院大学総合政策学部山中研究室発「文化と街のソムリエ」の時間です。5月26日から7月14日までは、今年度前期の講義「メディアの実践」を受けた学生達2年・3年が、番組を担当します。
今回学生達が取材したのは、JR新長田周辺です。尚この番組はいつでもポッドキャスティングでお聞きになることができます本日6月2日は第2回目の番組です。


「丸五市場と長田周辺を訪ねて」
参考にしたのは、去年神戸常磐大学の学生と神戸芸術工科大学の学生が「学生目線」で考えた「新長田!私の3時間のすごし方」プロジェクトこのプロジェクトをインターネットで検索、今度は三田キャンパスの関学生たちが、実際に新長田を探索。その結果を生放送で検証します。
二葉小学校長田のレトロ建築、旧二葉小学校に焦点をあてた取材。インタビューを通じて分かったことは、その建物(二葉小学校)が廃校になっても、地域の人々に愛されているという事、長田での少子化の現実を目の当たりにして、思わず自分の出身小学校について考えてみた。やっぱり自分の学校も、もし廃校になったとしても、愛され続けていって欲しいと感じた。(取材・写真:鈴木敦博)
林燕紅
丸五市場でインタビューを実施。丸五市場で思ったこと、それは客と店員が「会話を交わし」「時間をかけながら買い物する」それがこの市場の魅力のひとつだということ。市場はアジアの原風景だ。(取材・写真:林燕紅)
佐藤優子同じく丸五市場でのインタビューで、練り物を販売している沖さんに仕事のやりがいや苦労したお話を聞いた。その中で心に響いたのは、震災での被害の甚大さ、深刻さ。またホンモノを追求するこだわりを消費者も見極める目を持ってほしいこと。でなければ市場という地域財産は消えてしまう。(取材・写真:佐藤優子)
高野浩希最後に、銭湯や長田区の周辺に焦点をあてて地域を歩き調査をした。そこで衝撃を受けたのは銭湯に上げられている豪華な電飾に彩られたネオンサインだ。このネオンは銭湯にもバブル期があったんだということを髣髴とさせる。この景色は私たちにレトロの中にも新しさがあるということを実感させた。また昭和という時代がいかに長い時間の流れだったかということも感じた。
その周辺に関して思ったことは、都会的高層建築が立ち並ぶ復興し再建された長田では、慌しい時間の流れの中にも、ゆっくりとした昭和の香りが時折感じられ、忙しさを忘れられる風景が長田には残っていたのだ、ということだった。(取材・写真:高野浩希)