2013年1月からの新番組!「ラジオフォーラム」毎週小出裕章さんがレギューラー出演


小出裕章さん

全国のコミュニティFM21局(2013年1月7日現在)とカナダの日本語放送局をネットして、新しい番組「ラジオフォーラム」(週一回1時間番組)が始まります。
FMわぃわぃでは、1月13日日曜日午後4時~5時までの「Pick up わぃわぃ」の時間に放送いたします。
再放送はその日の夜10時~11時までです。

 この番組は「ラジオにジャーナリズムを」をテーマに、市民のスポンサーによる放送への参加をめざして、一般社団法人「ラジオ・アクセス・フォーラム」が、運営・制作するものです。
一般社団法人「ラジオ・アクセス・フォーラム」は、2012年9月末で打ち切られた毎日放送(大阪府)ラジオの報道番組「たね蒔きジャーナル」の存続運動の中から生まれました。
「たね蒔きジャーナル」は2009年から始まり、小さなニュースの「たね」を丹念に取材して報道してきました。
特に東日本大震災後は「東京電力福島第一原発」事故について、小出裕章京都大学原子炉実験所助教が連日のようにゲスト出演して、その真実を伝え続け、関西圏だけでなく全国そして世界中から注目され、聴かれる番組となりました。
 同番組が9月で打ち切られるという情報が流れると、全国そして世界中から「番組を続けてほしい」という声が寄せられ、五千人を超える存続署名とともに「番組のスポンサーとなって支えたい」という市民から、1003万円もの寄金が寄せられました。
 残念ながら「たね蒔きジャーナル」は2012年9月末で打ち切られ、番組が存続しなかった場合には「寄金はお返しします」という当初からのお約束通り、返金作業が行われて昨年11月にすべて完了しました。
 その一方で「寄金は返さなくていいから、たね蒔きジャーナルの精神を引き継ぐような番組を作ってほしい」という多くの声が寄せられました。そして866万円の大切なお金が基金化されて、番組存続運動を担ったメンバーによって一般社団法人「ラジオ・アクセス・フォーラム」が作られ、新番組「ラジオフォーラム」を制作することになりました。
 番組は大阪と東京で月2回ずつ制作録音され、石丸次郎(ジャーナリスト・アジアプレス)、今西憲之(ジャーナリスト)、西谷文和(ジャーナリスト)、湯浅誠(社会運動家・元政府参与)、石井彰(放送作家)の5人が週替りでパーソナリティーを担当します、
毎回ゲストを迎えて、日本と世界の今を見つめて語り合っていきます。