2014年度第8回番組審議会報告


2015年3月25日(水)17:00~18:00 FMわぃわぃ会議室において、2014年度第8回番組審議委員会を開催いたしました。

出席委員は、為岡務委員長、山本幸男委員、木辻清子委員、宮川清委員、増田匡委員、高木邦子委員、平川愛恵さん(中村忠司委員代理)。
欠席委員は、正岡健二委員。
放送従事者側は、金千秋、平野由美子。

第8回審議番組は、
「震災20年 “あの日の思い! みんなの思い!”」(25分19秒)
2015年3月7日(土) 「KOBEながたスクランブル」
(12:00~14:00放送)の一部。
担当者:金千秋(FMわぃわぃ)
ゲスト:神戸市立真野(まの)小学校 5年生、全24名

この素材は、小学5年生の社会科授業「情報と社会」の単元について、
地元のラジオ局として協力し、児童全ての声を収録、編集したものです。
FMわぃわぃでは、阪神・淡路大震災を語り継ぐことを目的とした番組を多数放送していますが、自らが話し手になる体験を通して、地域の小学生にも情報発信というラジオの役割や仕組みを理解してもらいたいという趣旨の授業を総合プロデューサーの金が行いました。
長田区真野地区にはベトナム人も多く住んでおり、日本語をスラスラと話せない児童も複数人通っていて、音声収録、編集で少し気を遣った点もあったようです。

審議はとてもよい企画あると概ね好評でした。
音質・音量ともに良好で、子どもたちの話は落ち着いていて気楽に
聴けるスピードだったとのことです。

単に親や家族に聞いて文章にするだけでなく、マイクの前でしゃべるのは小学生にとっては興奮する体験であろうし、子どもらしい感覚を伝えることは子どもたちのためになる番組であるとともに、いろいろな形、様々な人たちで「語り継ぐ」というよい企画であったという
ご感想をいただきました。

実際に体験した自分自身の目線でしか震災を捉えてこなかったので、
全く知らない今時の子どもが語ることの新鮮さと内容、そして、彼らの親たちは震災時にまだ十代の小学生、中学生だったということに
驚いたとおっしゃる委員もいらっしゃいました。

今回で2014年度の番組審議委員会は終了です。
委員の皆様に、
1年間ご協力いただきましたことに謹んで御礼を申し上げます。
誠にありがとうございました。
来年度もどうぞよろしくお願い申し上げます。

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