2020年度関西学院大学山中速人研究室/FMYY共同制作番組メディアの実践「コロナ禍の生活を記録する~学生たちの映像フィールドノート」その5 後半



後半 第9回制作番組
「Let’s 楽しい食事でコロナストレスに打ち勝とう」
制作者:関西学院大学総合政策学部 石田真梧
協力者:石田ゆい(姉)、飯澤勇太(友人)

私は三田市に住んでおり、一人暮らし。
自粛期間中は、買い物以外の外出を極力避けながらの生活。
ある時、今の自分の生活には食事の時間しか楽しみがないと気づき、徐々に、食事が中心のひびのなった。
この番組では、コロナ禍のリアルな生活の記録を次世代に伝えるという目的とともに、私のように、家に閉じこもり、活動的になれず、ストレスが溜まっている一人暮らしの学生に向けて、料理の素晴らしさを伝えたいというねらいがある。
なので番組の構成は調理動画がメインとなっており、動画を見ることで、自炊意欲が湧いてくるような番組を目指した。
動画撮影においては、自分の趣味で購入した一眼レフカメラと三脚があったので、それを活用した。高画質を活かして調理場面では接写撮影も行った。
動画編集はPowerDirectorという動画編集ソフトを使用。
自分のセリフには字幕を挿入し、PowerPointも活用することで、視聴者側に番組内容を分かりやすく伝える工夫を凝らした。
動画編集というものは自分にとって初めての経験だった。
はじめは右も左もわからない状況、パソコンに詳しい父をはじめ、家族はこの制作に協力的に対応してくれた。そのおかげで結果的に自分が納得できる番組を作ることができた。
私は、今まで頻繁に連絡を取ることがなかった家族とコロナをきっかけにコミュニケーションをとる機会が増え、自分と家族にとって、いい影響があったと感じている。