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年末年始特別番組2011年12月30日「在日外国人の人権問題を考える」

スラジュさん

この番組で伝えたいのは、
1)日本で起こった軽視される外国人の人権、その人の身分がどうであろうと、守られるべき人権は確固とあること!
2)それら様々な問題を自分のことに合わせて考え、次々と報道されるいろんなことに流されず、「おかしいことは、おかしい」と声をあげ、そのことが是正されるまで、自分のできることをやり続けること
この二つです。
*********外国人の人権が踏みにじられた事件の内容

スラジュさんのイラスト

2010年3月22日、不法残留のため成田空港から強制送還される途中だった、ガーナ国籍男性ABUBAKAR AWUDU SURAJさん(以下、スラジュさん45歳)が、離陸前の航空機内で意識不明になり、搬送先の病院で死亡しました。男性が暴れたため、取り押さえるために、タオルと手錠が使われたという東京入国管理局側の対応や強制送還の決定に、問題はなかったのか!いろんな人
々の疑問視する声を上げたことで、少しずつその真相が明らかになってきました。
明らかなになってきた、その真相とは、送還に同行していた入国管理局職員が、『規則では認められていない足手錠やタオル、私物の結束バンドなどを使用し、むりやりに拘束して起きた死亡事件』だということなどです。
***東京新聞記事より(2011年4月11日)
3月22日午後、成田発カイロ行きのエジプト航空965便にスラジュさんを乗せようとしたところ、スラジュさんが暴れたため、入管職員が金属手錠とタオルを使って搭乗させようとした。
搭乗後、スラジュさんがぐったりしたのを見つけた航空機乗務員から搭乗を拒否された。
入管職員はスラジュさんを飛行機から降ろし、救命活動をしながら、入管の車で空港内の診療所に搬送したが、スラジュさんは同日午後3時半すぎ、死亡が確認された。
スラジュさんの遺体は司法解剖されたものの、同月25日に出た結果は「死因不明」。成田国際空港警察署は26日に、家族に対して「死因をさらに調べている」と説明した。
スラジュさんは1988年5月に短期滞在(15日間)の資格で来日し、一度在留資格を更新。その後は不法残留であるオーバースティ(超過滞在)状態で、国内で働いていた。
日本人の妻と知り合ったのは翌89年。2人は90年から東京都内で同居を始めた。2人の間に子どもはいない。書類が整わなかったことが理由で、婚姻届も2006年まで出さなかったが、強制送還時までの20年間を事実上の夫婦として生活してきた。
「20年といえば私の人生の大半。彼が死んだのは自分が死んだのも同じだ」と妻はスラジュさんを失ったことに胸を痛める。
それ以上に、いまだに亡くなった時の状況の詳しい説明や、死亡したことへの謝罪がないことを憤る。
「法務省や入管はタオルを使ったことは認めても、どう使ったかは説明してくれない。機内でぐったりしていたのに乗務員が気付いたというが、彼の両脇にいた入管職員は何をしていたのか」
現在強制送還時に暴行があったのではないかとして、国家賠償訴訟も検討中。12日には、千葉市内の千葉県警と千葉地検へ出向いて、厳正な捜査を求めることにしている。
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現在スラジュさんの死の真相をさらに究明するため、2010年8月5日、国と入国管理局職員に対する損害賠償請求訴訟が提起されています。 
スラジュさんは大変素敵なイラストを描かれた方で、たくさんのイラストを残されています。 

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トークセッション@京都「コミュニティ放送と外国人住民~ワタシは運営に参画できないの!?」

2011年9月20日(祝月)以前からおしらせしておりました京都でのトークセッション@京都「コミュニティ放送と外国人住民~ワタシは運営に参画できないの!?」が開催されました。
会場には50人以上の方がご参画ださり、USTでのご参加の方は70アクセスだったと報告がありました。
内容は大変意味深い、いろんなことに思いをはせるようなものとなりました。
心より感謝申し上げます。ここに当日の模様をアップさせていただきますので、お時間のあるときにご覧いただき感想などおおくりいただけましたら、幸甚でございます。
次は、11月に大阪でイベントを開催の予定です。詳細が決まり次第、いろんな方法でご案内いたします。

以下のサイトはこの問題を扱った新聞記事のオンライン版のページです。

神戸新聞 http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20110914000082
京都新聞 http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0004463686.shtml
毎日新聞 http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20110920ddlk28040207000c.html

9月19日にトークイベント@京都 「コミュニティ放送と外国人住民~ワタシは運営に参画できないの!?」

9月19日(月)に京都でトークイベント「コミュニティ放送と外国人住民~ワタシは運営に参画できないの!?」を開催します。

外国籍住民が多く暮らしている神戸市長田区のコミュニティ放送局「FMわぃわぃ」はこの3月、外国籍の理事就任を総務省に拒まれました。現行の電波法は外国人が放送局の役員(取締役、理事)に就任することを認めていないのです。
私たちは多くの市民とこの問題を共有し、多文化・多民族化していく地域社会におけるメディアのあり方を一緒に考えていきます。

日時:9月19日(月・祝日)14-17時
場所:東山いきいき市民活動センター
   (京都市東山区花見小路通古門前上る巽町450番地)
https://genki365.net/gnkk14/pub/content_image.php?fname=8720_3_1.jpg

トークイベントは、U-streamで同時配信します。
FMわぃわぃホームページのトップ画面、
もしくは、http://www.ustream.tv/channel/fmyy からご覧ください。

プログラム:
14:00-14:30 FMわぃわぃからの報告(FMわいわい代表 日比野純一)
14:30-15:30 トークセッション(1)会場とのインタラクティブ形式
      <発題者>
       李玉順(FMわいわい監事)
       デイビッド・ダフ(京都コミュニティ放送)
       バーナード・ファーレル(FMわぃわぃ元”運営委員”)
       その他、会場からも          
      <司会>
       隅井孝雄(NPO法人京都コミュニティ放送副理事長)
15:30-15:40 休憩
15:40-17:00 トークセッション(2)会場とのインタラクティブ形式
       メディア法、メディア政策の専門家のコメント
       DVD『コミュニティ放送って?」上映を含む
      <司会>
       隅井孝雄(NPO法人京都コミュニティ放送副理事長)

参加費:無料(カンパ)
主 催:京都コミュニティ放送(ラジオカフェ)
    FMわぃわぃ
    世界コミュニティラジオ放送連盟(AMARC)日本協議会
    龍谷大学非営利放送研究会

2011年東北地方太平洋沖地震についてまとめた情報などへのリンク をQRコードで表示

2011年東北地方太平洋沖地震についてまとめた情報をQRコードで表示されたサイトです。
私たち「NPO法人たかとりコミュニティセンター」の仲間で「ひょうごnテック」という、ITで市民活動をサポートしようという集団のメンバーの石島さんがQRコードを付けた情報リンク集を作ってくださいました。
携帯などが唯一のライフラインになる中、アドレスを打ち込むのも大変だろうとのアイデアです。
携帯で読み取り被災地へお送りください。
2011年東北地方太平洋沖地震についてまとめた情報などへのリンク ~アドレスを手で入力するのは面倒だと思ったのでQRをつけてみました・日々アップデートしています~ http://www.wheel.gr.jp/~dai/2011tohoku-jishin/
例)

FMYYQRコード

⇔FMわぃわぃのQRコードです。

あなたは知っていますか?上関原発 29年間海を守る!地域を守る!地元住民の運動があることを!

上関にて中国電力が強行に工事を開始

上関原発問題が主要メディアでは、まったく取り上げられない現状に一石を投じるため、 2011年3月2日水曜日15時半から16時半カフェパーク恵比寿にて記者会見が開かれます。主催は、神戸でも上映会をした『ミツバチの羽音と地球の回転』の監督鎌仲ひとみさんとマエキタミヤコさん、そして今話題の自由報道協会が共催です。
新燃岳の噴火地域の方の心痛、クライストチャーチの地震被災の大変さも十分に理解していますが、上関、祝島も深刻な問題であり、この声にも耳を傾けてください。 2010年10月2日土曜日「KOBEながたスクランブル」のゲストにおいでいただきました、神戸のベンチャー企業慧通信技術工業株式会社代表の粟田隆央さんからの情報でした。またFMわぃわぃの番組でも当事者の方との電話中継を行う予定です。