「震災25年特別番組「関西学院大学とエフエムわいわい共同制作番組」」カテゴリーアーカイブ

震災特別番組25年「関西学院大学山中速人研究室/FMYY共同制作シリーズ~ふたつの災害を越えて」10年前に学生制作番組の追跡取材番組 その5/5(山中ゼミ3)再アップ

**お詫び**
2021年1月17日に掲載しました動画、並びに音声は、収録時のマイクの調子が悪く、取材相手の李玉順さんの声が聞き取りにくいものとなっております。大変失礼いたしました。
今回その旨のご指摘も受け、再度音声を調整したものを、再アップいたしました。マイク不具合の雑味はありますが、こちらでお聞きくださるようお願い申し上げます。

制作者:関西学院大学総合政策学部メディア情報学科山中速人ゼミ3年
中越陽香、辻野賢登、江頭舞、白髪里佳、小松将大

協力者:李玉順氏

タイトル:「~ふたつの災害を越えてここで暮らす、ここで生きる。~謂れなき差別を受けてきた在日韓国人~」

秋学期も関西学院大学ではコロナウイルスが終息しない状況を鑑みて
オンライン授業が引き続き行われていました。
収録以外のミーティングは全てオンラインで進められ、取材対象者が高齢ということもあり取材、スタジオ収録はそれぞれ感染対策を徹底し一日ずつ二日でおこなうことになりました。

ふたつの災害、阪神・淡路大震災、コロナウイルスの感染拡大と性質の異なる災害ではありますが、深刻な事態に直面した時に外国人などへの差別意識が浮き出る日本の風潮というところに共通点を見出しました。
在日韓国人として阪神・淡路大震災やそれ以前から差別や偏見を受けてきた李玉順氏への取材を行い、どんな人生を歩こられたのか、日本で生まれ日本で暮らす外国人として、同じ日本に暮らす日本人とどのように関わってきたかをまずはお尋ねしました。

撮影クルーはもちろんのこと、李氏が高齢であるため収録現場では全員マスクと手袋の着用、体調管理を徹底して撮影はおこなわれました。
当初は李氏とインタビュアーの間隔を2メートル以上空けた状態でマスクを外してもらう予定だったが、李氏が着用を希望したためその意向に従うこととしました。
そのため、横顔を映す予定だったアングルを目元のアップで撮るように変更し、目の表情を印象的にするため編集段階でも目元のカットを意識して組み込むということをいしきしました。

私を含め若い世代は在日韓国人に対する差別意識が上の世代よりも薄いことで、かえって差別の歴史や現在起きている差別に対して無知、鈍感であるのでは。。。ということを
念頭において制作に取り組むことをクルーで共有していました。
自分たちは、差別の加害者ではない!だから他人事なのではなく、在日差別やそれ以外のあらゆる差別に対し問題意識を持つきっかけになることを目標として番組を制作しました。

データで語り継ぐ阪神・淡路大震災(震災の記憶継承のための研究実験番組)

阪神・淡路大震災の記憶を次の世代に継承していくことは、震災を経験した人々の共通の願いです。
それは、歴史の記録として大切なだけでなく、未来の防災にとっても重要な課題です。
この課題にこたえるため、特定非営利活動法人・エフエムわぃわぃと関西学院大学総合政策学部は共同して、
震災の記憶を継承するための番組を制作し、それらを震災を知らない世代に視聴してもらう研究を続けています。
この番組は、その1つです。

◆制作スタッフ
ナレーション 森崎清登
ナレーション はまの かずみ
図像デザイン・作成 宗田宜士
関西学院大学総合政策学部共同研究班
山中速人、照本清峰、津田睦美、奈良雅美、金千秋
脚本・構成 山中速人
制作統括 金千秋
画像データ提供 神戸新聞社
写真提供 神戸市
企画・制作 エフエムわぃわぃ 関西学院大学

*この番組コンテンツは、学術振興会科学研究費助成金、関西学院大学共同研究助成金、同大学総合政策学部共同研究助成金をえて制作されました。

人間が語り継ぐ阪神・淡路大震災・第2部(震災の記憶継承のための研究実験番組)

阪神・淡路大震災の記憶を次の世代に継承していくことは、震災を経験した人々の共通の願いです。
それは、歴史の記録として大切なだけでなく、未来の防災にとっても重要な課題です。
この課題にこたえるため、特定非営利活動法人・エフエムわぃわぃと関西学院大学総合政策学部は共同して、
震災の記憶を継承するための番組を制作し、それらを震災を知らない世代に視聴してもらう研究を続けています。
この番組は、その1つです。

◆制作スタッフ
語り手 大城ロクサナ
聞き手 金千秋
撮影・編集 神吉良輔(ふとっちょの木 代表)
関西学院大学総合政策学部共同研究班
山中速人、照本清峰、津田睦美、奈良雅美、金千秋
制作統括 金千秋、山中速人
企画・制作 エフエムわぃわぃ、関西学院大学

*この番組コンテンツは、学術振興会科学研究費助成金、関西学院大学共同研究助成金、同大学総合政策学部共同研究助成金をえて制作されました。

「阪神・淡路大震災25年」メディア制作プロジェクト・メイキング


FMYYと関西学院大学が毎年行っている震災特番

2020年度は、「阪神・淡路大震災25年」メディア制作プロジェクトというのを実施しています。

これは「伝える」ということにを行っていた視点とは逆方向!受けてのニーズを知る!という市民メディアならではのものです。

25年先の街に中心にいるはずの25歳以下の学生たちの受け止めたい、受け取る、うけたいとおもうものはなにか??

それを探るための資料映像、それを3種類4番組制作しました。

この日は3種類の中の

●スタイル2

阪神・淡路大震災について地域のメディアや市民が
記録した映像素材を再構成し、大震災の映像による記憶の継承をこころみるドキュメンタリー番組
制作:エフエムわいわい+関西学院大学山中速人研究室

 

人間が語り継ぐ阪神・淡路大震災・第1部(震災の記憶継承のための研究実験番組)

阪神・淡路大震災の記憶を次の世代に継承していくことは、震災を経験した人々の共通の願いです。
それは、歴史の記録として大切なだけでなく、未来の防災にとっても重要な課題です。この課題にこたえるため、
特定非営利活動法人・エフエムわぃわぃと関西学院大学総合政策学部は共同して、
震災の記憶を継承するための番組を制作し、それらを震災を知らない世代に視聴してもらう研究を続けています。
この番組は、その1つです。

◆制作スタッフ
語り手 森崎清登
聞き手 金千秋
撮影・編集 神吉良輔(ふとっちょの木 代表)
関西学院大学総合政策学部共同研究班
山中速人、照本清峰、津田睦美、奈良雅美、金千秋
制作統括 金千秋、山中速人
企画・制作 エフエムわぃわぃ、関西学院大学

*この番組コンテンツは、学術振興会科学研究費助成金、関西学院大学共同研究助成金、同大学総合政策学部共同研究助成金をえて制作されました。

震災特別番組25年「関西学院大学山中速人研究室/FMYY共同制作シリーズ~ふたつの災害を越えて」10年前に学生制作番組の追跡取材番組 その5/5(山中ゼミ3)


**お詫び**
収録時のマイクの調子が悪く、取材相手の李玉順さんの声が聞き取りにくいものとなっております。
再度音声を調整したものを、再アップしておりますので、そちらでお聞きくださるようお願い申し上げます。

動画リンク

制作者:関西学院大学総合政策学部メディア情報学科山中速人ゼミ3年
    中越陽香、辻野賢登、江頭舞、白髪里佳、小松将大

協力者:李玉順氏

タイトル:「~ふたつの災害を越えてここで暮らす、ここで生きる。~謂れなき差別を受けてきた在日韓国人~」

秋学期も関西学院大学ではコロナウイルスが終息しない状況を鑑みて
オンライン授業が引き続き行われていました。
収録以外のミーティングは全てオンラインで進められ、取材対象者が高齢ということもあり取材、スタジオ収録はそれぞれ感染対策を徹底し一日ずつ二日でおこなうことになりました。

ふたつの災害、阪神・淡路大震災、コロナウイルスの感染拡大と性質の異なる災害ではありますが、深刻な事態に直面した時に外国人などへの差別意識が浮き出る日本の風潮というところに共通点を見出しました。
在日韓国人として阪神・淡路大震災やそれ以前から差別や偏見を受けてきた李玉順氏への取材を行い、どんな人生を歩こられたのか、日本で生まれ日本で暮らす外国人として、同じ日本に暮らす日本人とどのように関わってきたかをまずはお尋ねしました。

撮影クルーはもちろんのこと、李氏が高齢であるため収録現場では全員マスクと手袋の着用、体調管理を徹底して撮影はおこなわれました。
当初は李氏とインタビュアーの間隔を2メートル以上空けた状態でマスクを外してもらう予定だったが、李氏が着用を希望したためその意向に従うこととしました。
そのため、横顔を映す予定だったアングルを目元のアップで撮るように変更し、目の表情を印象的にするため編集段階でも目元のカットを意識して組み込むということをいしきしました。

私を含め若い世代は在日韓国人に対する差別意識が上の世代よりも薄いことで、かえって差別の歴史や現在起きている差別に対して無知、鈍感であるのでは。。。ということを
念頭において制作に取り組むことをクルーで共有していました。
自分たちは、差別の加害者ではない!だから他人事なのではなく、在日差別やそれ以外のあらゆる差別に対し問題意識を持つきっかけになることを目標として番組を制作しました。