Gema Merapi FMでのインタビュー番組制作ワークショップ


こんにちは!ジョグジャカルタの岡戸です。
ジョグジャカルタでは14日に、東ジャワのKelud火山が噴火した影響でかなりの降灰があり、灰色の町と化してしまいました。それまで、ほぼ毎日降っていたスコールが、降灰の後はなぜか止まってしまい、車が通ったり、風が吹いたりするたびに灰が舞って大変でした。最近は、みんなが町の掃除に精をだしたかいもあり、また、何度か天の助けの大雨も降って灰が流れ、緑を取り戻しつつあります。それでもまだ、そこかしこに灰の名残があり、ほこりっぽいです。そんな状況でも、インドネシア事業は、滞ることなく進んでいます!ジョグジャカルタでの降灰の様子


去る2月20日と21日、メラピ山のGema Merapi FMで、ラジオのインタビュー番組制作ワークショップを行いました。はメラピ山の2010年の大噴火で、もっとも大きな被害を受けたクプハルジョ村にあり、噴火直後にコミュニティラジオ局Gema Merapi FMが立ち上がりました。昨年暮れに復興住宅が建ち並ぶ地域のコミュニティセンターの中にスタジオを移転し、周辺に住んでいる中学生、高校生、高校を中退して働いている若者達が活動の中心を担っています。
 ワークショップを受講した彼らは、初々しく、熱心でやる気に満ちていました。
まず、インタビュー番組制作の基礎を学んだあと、グループに分かれ、テーマや質問事項を話しあいました。そのあとは、実際にインタビューです。1日目は仲間をインタビューし、2日目は外に出て行ってコミュニティの人たちにインタビューしました。それにしても、インタビュー後、すぐに編集して、放送するバイタリティにびっくりです。こうやって、思い切りよく実践を積み上げていって、すぐにうまくなっていくのだろうな~と、思いながら放送を聞いていました。
Gema Merapi FMの創始者であり、地元のおもしろいおっちゃんであるレイモンドさんも参加してくれ、みんなを笑わせながらも、受講生の若いスタッフが自信を付けていけるよう、いろいろ気を配ってくれました。また、受講生の熱心に知識を吸収しようとする真摯な目が印象的で、気持ちの良いワークショップとなりました。私たちも、彼らから沢山エネルギーをもらいました!