団体概要
団体名 | ワールドキッズコミュニティ |
設立目的 | 外国出身の住民の増加にともない、多様な背景を持つ子どもたちがともに学ぶ教育現場で、すべての子どもが互いに理解、尊重しながら自分らしく成長していける多民族・多文化共生の理念に基づいた教育環境の推進、また、多様な文化背景を持つ子どもたちが抱えさせられてしまう課題(ことばやアイデンティティなど)により、教育を受ける権利を損なわないような教育環境の推進により、日本の教育環境そのものの改善をめざしています。 |
所在地・連絡先 | 〒653-0052 神戸市長田区海運町3-3-8 たかとりコミュニティーセンター内TEL: (078) 736-3012 FAX: (078) 736-2211 URL: https://www.tcc117.jp/kids/ |
設立年月日 | 1998年4月 |
役員 | 代 表 吉富 志津代 事務局長 村上 桂太郎 運営委員 松田 陽子 運営委員 金 信鏞 運営委員 山本 則子 運営委員 落合 知子 運営委員 李 裕美 監 査 坂田 岳彦 |
活動内容 | ○地域の多様な文化背景を持つ子どもたちを主な対象とした活動を実施
○多様性を認め合う教育環境推進のための提言および啓発活動 |
沿革
1998年4月 | 「多文化共生センター・神戸」内で事業開始。外国籍の小中学生の教科学習支援を目的としたボランティア家庭教師派遣活動開始 |
1999年2月 | 多言語での入学説明会と多言語学校ガイドブックの発行 |
1999年4月 | ブラジル人コミュニティの自立支援活動(情報誌の発行、母語教室、ラジオ番組制作、ブラジル関連イベントなど)を開始。(~2003年。2003年4月より「関西ブラジル人コミュニティ」として独立、現在は神戸市中央区にて活動を継続) |
同年10月 | 外国ルーツの子どもたちによるラジオ番組「多文化子どもワールド」の制作開始(2002年まで) |
同年4~12月 | 外国人支援グループと連携し、移動相談会で教育相談会を実施 |
2000年4月 | 日本・ブラジル教育ネットワークの構築事業として、日本国内およびブラジルとの教育に関する調査および連携活動を開始し、日本・ブラジル教育サポートセンター設立 |
ペルーなどスペイン語圏コミュニティの自立支援活動(情報誌の発行、母語教室、ラジオ番組制作、ラテン関連イベントなど)を開始 (2011年4月よりこのスペイン語圏住民のコミュニティは「ひょうごラテンコミュニティ」として独立、現在も活動を継続) |
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2000年8月 | 1993年に始まった、「ベンポスタ子ども共和国」(スペイン)へのスタディツアーの企画およびコーディネートを引き継いで実施 |
2002年4月 | 多文化な背景を持つ子どもたちによる映像表現活動「Re:C」プロジェクトを開始(現在も活動を継続中) |
2004年3月 | スペイン語と日本語による「学校現場のQ&A集 ―スペイン語圏の子どもたちと保護者と、先生たちのために―」企画、製作、発行 |
2007年3月 | ベトナム語、スペイン語、ポルトガル語の3言語で「親子手帳」を発行 |
2007年4月 | 南米系住民を中心とした共助託児所 準備・開設 (2008年まで実施) |
2008年4月 | 外国にルーツを持つ青少年をロールモデルとした、多様な文化背景の子どもたちのネットワーク構築の基盤づくり |
2010年4月 | 多文化な背景を持つ子どもたちの食育プロジェクト(継続中) |
2010年4月 | ミックスルーツ関西(現、ミックスルーツジャパン)と連携し、大阪大学グローバルコラボレーションセンターとの恊働で、足もとの国際化シリーズとして各種イベントの開催(2015年まで) |
2013年3月 | 英語、ベトナム語、スペイン語、中国語の4言語で青少年向け性教育ハンドブックを発行 |
2014年9月 | バイリンガル教育を考えるシンポジウム「わたしのことば、わたしの道」開催し、兵庫県内教育機関に提言を提出 |
2015年8月 | バイリンガル教育を考える国際シンポジウム「2つ以上の言語の狭間で生きる子どもたち」を神戸とソウルで開催 |
2016年8月 | 二つ以上の言語環境で育つ子どもたちの言語環境に関してフィリピンで情報交換、保護者向け母語教育パンフレットおよび報告書を作成 |