リーフグリーン かわら版

○ のんびり しほ空間 ○

リーフグリーンのスタッフ、わたし、蔵元は生まれつき重度といわれる病気があります。電動車イスに乗って過ごしている私から見た、日常の何気ない出来事や思いなどを文字にして¨わたし¨を表現していきたいです。何分まだまだ未熟で拙い文章ですが、くつろぎながら読んでいただけたら嬉しいです。
私は、最近よく、養護学校にいた時のことを思い出します。小学校までは地域の学校で、いわゆる通常学級に通っていました。中学校から養護学校に行くことなり、多感な時期の私には衝撃的なことが多かったです。それまでの私は自分以外の障害者と関わることがなく、恥ずかしながら関心すら持っていませんでした。私が通っていた養護学校には、重度障害者と呼ばれる友達がたくさんいました。言葉として会話ができない子が多かったため友達になれないと悩んでいた私は、学校に行くのが嫌でした。だけど、そんなことはないと教えてくれたのは、養護学校にいた友達でした。ある子は、目の動きで答えを返してくれます。ある子は、表情で気持ちを表現します。ある子は、「あー」と声を発することで答えてくれます。ある子は、体全体を使って表現します・・・。私が知らなかっただけで友達は気持ちを通わせようと頑張ってくれていたのです。健常者・障害者関係なく、親しくなりたいと思うなら互いに相手を知ろうとすること、共感してみることが大事なんですよね。