リーフグリーン かわら版

○ のんびり しほ空間 ○

リーフグリーンのスタッフ、わたし、蔵元は生まれつき重度といわれる病気があります。電動車イスに乗って過ごしている私から見た、日常の何気ない出来事や思いなどを文字にして¨わたし¨を表現していきたいです。何分まだまだ未熟で拙い文章ですが、くつろぎながら読んでいただけたら嬉しいです。

小学校の福祉教育の授業の依頼で、車いすについてや病気について話をさせてもらうことがあります。車いすにしても病気にしても個人差があるので、私は自分の事を話します。私の病気、私の日常生活などの話を中心に写真を見てもらったり、クイズをしたりします。
子供たちはとてもめずらしい質問をしてくれます。お風呂は入れるんですか?車いすがなかったらどうやって動くんですか?車いすで空を飛べる機能があったらいいと思いませんか?など発想がユニークです。授業が終わった後、先生方はお気を使って下さり「子供たちが失礼な質問をしてすみませんでした」と言ってくださいます。だけど、私は子どもたちと話をする時間が大好きです。緊張もするし、ちゃんと話を聞いてもらえるかという不安もありますが、興味や関心をストレートな言葉で表現してくれるからです。大人になると、聞いたら失礼かな、相手はどう思うのかなといろいろ考えてしまいますよね。私もそうです。だけどそれはある意味自然なことで、だからこそ、こういう機会に子供たちに興味をもってもらうこと、こちらも伝えるということが大切だと思うのです。