リーフグリーン かわら版

「 神戸市の委託事業がはじまります 」通信97号

介護保険制度の改正に向けて、新しい事業が始まりました。要支援認定を受けた人の生活支援を、ヘルパーの資格がなくても一定の研修を受講すれば、サポーターとしてお手伝いできるように制度が変わります。現在リーフグリーンで、有償ボランティアのホームヘルプとして提供しているサービスが、これに当たります。しかし、このような会員同士の助け合いや住民同士の支え合い活動を展開している団体も、サポーターも、本当に数少ないのが現状です。私たちが住み慣れた地域で安心して暮らし続ける為には、私たち自身で支え合っていくよりほかないのです。その為には活動する団体やサポーターを増やしていかなければなりません。
そこで今年度も神戸市から「生活支援・介護予防サポーター養成研修」の委託事業者募集があり、「ひょうごん福祉ネット」もトライしました。全市が東部(東灘・灘・中央区)・中部(長田・兵庫・北区)・西部(須磨・垂水・西区)の3部に分けられ、それぞれ(特)東灘地域助け合いネットワーク、(特)リーフグリーン、(特)福祉ネットワーク西須磨だんらんが責任を持って動くということで応募しましたが、中部だけが採択されました。東部と西部はCS神戸が受託され、「ひょうごん福祉ネット」は法人格が無いので、委託先は(特)東灘地域助け合いネットワークということで中部の受託が決定しました。
そのためプロジェクトチームをつくり、講習日程を決めて会場の確保、研修内容を講師の先生方と打ち合わせ、チラシの作成と慌ただしく動き始めています。
困った時はお互い様、対等な立場で支え合いたいと思われるみなさん、ぜひこの研修を受講されて、私たちと一緒に一歩踏み出しましょう。理事長 吉本 加津子