リーフグリーン かわら版

「 設立16年目のスタートに向けて 」 通信95号

暖かな新年の幕開けで、すっかり油断してしまっていましたら、突然例年どおりの寒波が襲来しました。一夜にしてアンスリウムの葉が枯れてしまい、慌てて覆いをかけました。寒波に乗ってインフルエンザも流行ってきているようですので、みなさまご用心下さい。
さて私たちの活動はふれあい活動と有償ボランティアから始まり、障害福祉サービス、訪問介護、居宅介護支援、ゴミだしサポートと事業を広げながら15年が経ち、この先の5年間は高齢者の多様な生活支援サービスの構築と提供に力を注いでいかなければなりません。その足掛かりとして「協議体」が設置されたのですが、昨年11月末には第1回長田区協議体会議が開かれ、趣旨説明と関係者の顔合わせが為されました。第2回会議は2月中旬に開かれ、「あんしんすこやかセンター」からの発表が予定されています。長田区においてどのような生活支援サービスが提供され、どのような課題があるのか、具体的な内容について審議されることと思います。私自身、長田区内にある生活支援サービスの実態とか課題についての把握があまり出来ていないので、次回の会議での発表を心待ちにしているところです。
阪神淡路大震災の被災体験から21年目を迎えますが、その救援活動から始まり、歳をとっても障がいを持ってもみんなで助け合いながら、その人らしく生きていけるような地域社会の実現を目指して歩んできた理念を大切に、これからも邁進していきたいと決意を新たにしています。 理事長 吉本加津子