リーフグリーン かわら版

「協議体がスタートしました」 通信94号

例年なら木枯らしが吹いて冬の訪れを感じる季節ですのに、思いがけず暖かな晩秋を過ごしています。公園の山茶花も花開いてはいますが、なんだかいつもと様子が違って戸惑っているような気がします。介護保険の改正に向けて、新しい動きがスタートしました。介護予防の生活支援を各自治体の地域支援事業としてサービス提供するように変わるのですが、神戸市では生活支援体制整備のために「協議体」を立ち上げることになりました。各区の社会福祉協議会が事務局となり神戸市、区役所、自治会、老人会、婦人会、ふれまち協、あんすこ、介護保険事業者などが集まり意見交換を行う場で、私たちNPOも初めてこのような協議の場に招集されました。
長田区ではNPOの代表として当団体が指名を受け、11月末に第1回会合が予定されています。名立たる地縁団体のみなさまにNPOの実態を知っていただき、地域支援の仲間として受け入れていただく絶好の機会であると期待に胸を躍らせております。私たちが提供しているインフォーマルサービスと地域の方々が提供しておられるボランティア活動や地域資源を融合させ、歳をとっても障害を持っても安心して暮らし続けることのできる地域社会の実現に向けて、まさに正念場であると意識して取り組んでまいります。
                         理事長 吉本 加津子