リーフグリーン かわら版

前途多難

(現在、日曜日のミサに与りたいと願っている高齢者・障がい者の方々を、お一人 往復500円で送迎いたしております。 人材難で思うように動けず と、ならないまえに関岡様にお声を掛けさせていただきました)

  昨年の秋ごろ、吉本さん(理事長)が体調不良からミサ送迎を誰か応援してほしいと言われ、そのくらいなら私でも出来るかなと引き受けましたが、当初は失敗続きで御老女様たちのお叱りを受けました。 しかし、寒い冬の中でも御ミサに与り、神様とお会いすることが生きがいで喜びです、と言われる皆様方に次第に感化され、送迎活動に次第に馴染んできました。
 そうこうしている内に、吉本さんから福祉車両運転者講習を受けてほしいと言われ、二日間の実務講習を受け修了証明書を貰いました。 しかしすぐさま、大型福祉車両を運転して、御老女様4人と車椅子のO嬢の送迎をして欲しいと言われ、リハーサルなしのぶっつけ本番に面喰って大慌てでしたが、洗礼を受けたばかりのS君に手伝ってもらってなんとか切り抜けました。
 さて、リーフグリーンの定時総会が5月にあり、初めて出席して職員の方々を紹介してもらいました。 リーフグリーンの会計を支えてこられた永野さんが今日で去られると言われ、とても淋しく残念です。介護福祉事業は大小入り乱れて驚くほどの数の事業者が激戦を繰り広げており、石を投げたら介護車両に当たるくらい走り回っています。 この中で存続していくことは至難の事と思いますが、報告書にはスタッフの方々が給与を削って(けずって)凌(しの)いでいるとあります。 「わが身を削って人様のお役に」とは、牛乳石鹸の創業者の社是(しゃぜ)ですが、石鹸は削られて消えるように作られます。 しかし、事業を支える人々が削られて消えて行っては悲しみだけしか残りません。
シスター是枝やドクター橋本様を思い出し、ただ、神様により頼みます。