リーフグリーン かわら版

時は移り流れて行く(通信75号)

暑さ寒さも彼岸までと言いますが、このところ朝夕めっきり涼しくなり過ごしやすくなりました。しかしながら、まだまだ日中は暑―い日が続いて居ります。この暑さを乗り越えたら、暫くはさわやかな秋の季節が楽しめます。夏の間は喘いでいた花々が、少しずつ活気を取り戻してきました。これからは、暑さを乗り越えて咲き誇る花々が、夏の疲れを癒してくれそうです。日々たくさんの出会いと別れを繰り返しながら、リーフグリーン設立から12年の歳月が流れました。設立当初から関わって下さっていたご高齢の方々の中には、亡くなられた方も多いのですが、施設に入所された方もいらっしゃいます。先日、設立当初からの会員で居られるSさんの95歳の誕生日を機会に、ミニディサービスを開いていた頃に参加して下さっていた方々をお招きして、同窓会を開きました。皆さんとても懐かしそうに再会を喜んで下さり、スタッフも共に元気をいただきました。人と人のあたたかい繋がりの「輪・和」を実感したひとときでした。これからも、ふれあいサロン「ゆい」を中心に、ますます広がっていけば嬉しく思います。一方、若い人たちとの出会いもあって、ヘルパーさんが1名スタッフに仲間入りしてくれました。2級ヘルパーの資格を取ったばかりの新人さんですが、リーフグリーンの輪が若者層にも広がっていくきっかけになればと、おおいに期待しています。設立時のスタッフたちが高齢化していく中、次世代に私たちの思いを引き継いでもらいたいものです。
                            理事長 吉本加津子