プチワールドカップ 神戸新聞掲載記事(抜粋)

3月「プチW杯、神戸、姫路の在日外国人ら交流」
神戸や姫路、大阪などに住むペルー、ボリビア、ブラジル、韓国人らと日本人がサッカーを通じて交流する「第一回プチワールドカップ神戸2003」が三月二、二十三の両日、明石と神戸市内で開かれる。
言葉や文化、習慣など、いくつもの違いを乗り越え、準備を進めてきた関係者は「いろんな国の人が集まる楽しい場にしたい」と観戦を呼びかけている。(新開真理)


 在日外国人の子どもたちの教育を支援するグループ「ワールド・キッズ・コミュニティ」(神戸市長田区)が主催。同様の活動をしている神戸市内のNGO(非政府組織)や教会などが協力している。
滞日歴が浅く、他の在日外国人に比べてコミュニティーが確立されていない在日ペルー人らが、サッカーを通じてつながりを深めるきっかけに—と企画した。
二日は明石公園球技場で予選大会。住吉教会(神戸市東灘区)に通うペルー人と日本人でつくる「SUMIYOSHI」、姫路市のボリビア人らによる「AZAKASE」、同市のブラジル人で結成する「TUBARAU F.C.」など八チームが出場。午前九時—午後五時。
二十三日は、神戸総合運動公園ユニバー記念競技場で決勝トーナメントを行う。午前十時—午後五時。
大会を呼びかけたのはスペイン語情報誌「ひょうごラティーノ」編集長のギジェルモ・ゴンザレスさん(59)と、日系ペルー人三世で住吉教会の外国人信者をまとめる永井マヌエルさん(50)。
二人は「在日外国人の多くは、自分たちだけのコミュニティーから出ようとしない。サッカーを通じて国境を越えた友人の輪を広げ、いずれは在日外国人のチームを集めたリーグ設立につなげたい」と意欲的に話している。

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2003年2月24日神戸新聞掲載記事

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