ボランティア活動によって 生まれる関係性が 学校として 得るものがある。

神戸常盤大学看護学科1年鹿取美紀さんと平野恵さんと教学課平川愛恵さん

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鹿取さんは1回生で滋賀県出身。看護士を目指して勉強中。
平野さんも1回生。和歌山出身。二人ともバトミントン部。
二人とも自治会の活動をしており、兵庫県、特に佐用町への募金活動をしている。学園祭で義援金ブースを作り、来場者に呼びかけた。結果は2万1365円。

学校としては、学生からこういう声が出た時は、学校は全面的に応援していく。
これまでも様々な災害があったが、今回のように、学生から声が出て学園祭で、というような形は神戸常磐大学としては初めてなので学校側も喜んでいる。
自発的な学生がいるのは嬉しいこと。

学生の二人は佐用町へは行ったことはないが、行ってみたい。
義 援金はまだ届けてないが、届けた後「次は何ができるか」と、進めていきたい。鹿取さんとしては義援金を継続(学園祭での)していきたい。それに加えて、神 戸常磐大学と他の兵庫県内の他大学と連携を取って、学生が主体となって動けるボランティアができるような組織というか団体を作っていきたい。
平野さんは先の計画はないが、今回いい経験ができたので、この気持ちを大事にしていきたい。

神戸常磐大学にはボランティアセンターというのがある。常磐大学の他にも、常磐高校、常磐幼稚園の保護者の方、地域の人など いろんな人が入って活動している。普段、町のイベント(バザーや募金活動など)があったらそこに参加して、その収益を佐用町に届けたり、1.17のイベン トの際は炊き出しを行ったり、ということも計画している。
ボランティアセンターとしては佐用町にも行き、活動している。関係ができるし、学校としても得るものがあると思っている。

22年度の1年生からのプログラムとして、文部科学省の危機対応実践力養成プログラムが始まる。文科省に申請し、選定されたもので「災害の際に対応できる学生を育てよう」というプログラムを計画している。
常磐大学には看護士のコースと臨床検査技師という検査を専門とする資格を持った学生を育てるコース、短大部としては幼稚園、保育士の先生。歯科衛生士。そうした資格養成の学科が4つある。