リーフグリーン かわら版

○ のんびり しほ空間 ○

リーフグリーンのスタッフ、わたし、蔵元は生まれつき重度といわれる病気があります。電動車イスに乗って過ごしている私から見た、日常の何気ない出来事や思いなどを文字にして¨わたし¨を表現していきたいです。何分まだまだ未熟で拙い文章ですが、くつろぎながら読んでいただけたら嬉しいです。

2014年12月にとある支援学校に行きました。私は垂水養護を卒業したのですが、その時にお世話になった先生の計らいで「先輩に話を聞く会」という場を設けてくださりお邪魔しました。高校の生徒数人と担任の先生数人と、アットホームなお話会でした。高校生になると卒業後の日常生活や進路への期待や不安などいろんな感情がわく時期だと思います。お話をさせていただいた生徒さんも作業所を希望する方、デイサービスを希望する方がいましたが、どちらにせよ、限られた施設で定員も厳しいのが実情だと思います。学校のように生徒一人に先生一人(だいたい)という状況は、今の通所施設の状況からするとほぼ不可能です。それに加え、需要者が希望するサービスとのマッチングは重要かつ難しい点です。これは高齢者も同じだと思います。私が養護学校にいたときも、医療的ケアの必要な人のうけざらがとても少なく、先生やご家族の方が苦労されていたのを思い出しました。学校から社会へと生活の場が変わることは良い部分も悪い部分もギャップが生じるということを利用するこちら側が理解しておくことが必要だと感じます。