リーフグリーン かわら版

2011年9月

厳しい残暑が続いています(通信69号)

朝夕心もち涼しい風が感じられますが、日中の暑さはなかなか衰えそうにありません。

いまだに朝顔やカンナなど夏の花が元気良く咲いています。いつのまにか日本の気候は変わって来ているのでしょうか?むしむしと暑い時期が長くなったように感じられます。そのせいか今年は台風が多くて、土砂災害などの被害が頻発し、うかうかしてはおられません。

 さて4月から始めているゴミ出しサポート事業ですが、「ひょうごん福祉ネット」として兵庫県社会援護課との協働モデル事業に採択され、補助金が下りる予定です。したがって、1回300円であったゴミ出しの利用料は10月から1回200円に引き下げられることになりました。現在月に3件ほどの問い合わせが有りますが、利用料金が下がったことで増える事が予想されます。サポーターの募集をより有効的に行い、地域住民で支え合う仕組みを広げていきたいと考えています。

今、ミニディサービスが終了した後の居場所づくりを考えています。そこで先日、川西市で活動するNPO「さわやか北摂」と、西宮市で活動する「つどい場さくらちゃん」を見学に行ってきました。「さわやか北摂」は事務所の2階を、普段は予約制で無料開放し、月に1回程度プロの音楽家を招いてコンサートを開いたりしているそうです。昼食は運営しているディサービスの食事を予約制で一食500円でいただけるそうで、その食材は、理事長さん自ら畑で有機栽培した野菜を使用されているとのことでした。私たち見学者も同じ食事をいただきましたが、品数豊富でとても美味しかったです。「つどい場さくらちゃん」のほうは普通の民家の1階を開放して居られ、介護をされている方が何時でも相談に訪れる事が出来るというような自由な雰囲気の居場所でした。ここに来て話を聴いてもらって救われた…という方々の体験談をお聞きし、こういう場所も必要だなーと納得して帰ってきました。

ミニディサービスが終了してもリーフグリーンに来たいとおっしゃって下さる方々がいらっしゃるので、今回の見学を参考にして、すてきな居場所を作っていきたいと思います。

理事長 吉本 加津子