思わぬ災害の多い夏でした 通信87号
8月に超大型台風が襲来し、日本各地に大きな被害をもたらしました。特に広島では、何カ所もの土石流が発生し、70数名もの方がたが亡くなられました。床上浸水など家屋の被害まで数えると、どのくらいの数字になるのでしょうか?被害を受けられた皆様に心よりお見舞い申し上げますと共に、精一杯の支援募金活動をしていきます。日本中で、また世界中で、次々と大きな災害が起こっていて、その巨大化は留まるところを知りません。異常気象と言われていたものが異常ではなくなり、どんどん普通の現象になっていきそうな気配です。いったいこの地球はどうなっていくのでしょう。
少子高齢化はどんどん進み、いよいよ「元気な高齢者が、支援を必要とする高齢者を支える」という時代がやってきました。神戸市でも「生活・介護支援サポーター」の養成研修に着手することが決まりました。現行のヘルパーとは別で、これまで制度外サービスを提供してきた有償ボランティアと呼ばれていた方々を養成研修して、神戸市が認定していくものです。今年度は全市に先駆けて、東灘区でモデル事業として始められます。高齢者を支える新しい地域支援事業がどんなものなのか、しっかりと見極めていきたいと思います。
理事長 吉本 加津子
2014年10月1日 1:36 PM | カテゴリー:理事長あいさつ