「設立15周年を迎えるにあたって」通信90号
リュウキンカ(立金花)の黄色い花が、春の訪れを告げてくれています。
平成26年度の事業も、無事終了しようとしています。この1年を振り返ってみますと、一番大きな成果は優秀な人材の確保が出来た事です。兵庫県の緊急雇用事業の受託により、介護福祉士の有資格者で、常勤で働いてくれるサービス提供責任者を1名養成できたことは本当にありがたいことでした。加えて、ふれあい担当者も2名増員でき、新規事業の開拓や助成金獲得のため奔走してくれています。残念なことに若手の登録ヘルパーさんはなかなか増えませんが、スタッフの若返りの夢は少し実現できました。
また2月には、日本財団より新しい福祉車両が助成されました。カラフルなボディマークが描かれたダイハツのハイゼットです。会員の皆様やスタッフの足として、東奔西走してくれることでしょう。
さて平成27年度は、皆さまに「共感寄付」のお願いをさせていただくことから始まります。私たちは、皆様のお宅に伺う訪問介護の活動の他に、地域の方々に居場所を提供する活動もしています。習字や歌や手芸の他、健康体操、料理講座、英会話など多彩なメニューを提供して楽しんでいただいていますが、スタッフの人件費まで賄うことは出来ていません。行政からの補助も受けられず自力で何とか継続して来ましたが、この度、広く市民の方々に向けて寄付を呼び掛けることになりました。目標額は50万円ですが、皆様のお声かけで是非お一人でも多くの方に私たちの活動を知っていただき、ご寄附頂けますことを願っております。ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
理事長 吉本 加津子
2015年4月1日 3:41 PM | カテゴリー:理事長あいさつ