リーフグリーン かわら版

新年度が始まりました(通信73号)

平成23年度の決算が無事終わり、新しい年度が始まりました。
前年度と比べてみると、嬉しいことに新規活動者が少し増えました。収入の方は、障害福祉と制度外サービス利用が増えたものの、介護保険利用が減って、トータルでは若干の増収になっております。会員数は毎年少しずつ減少傾向にあり、23年度は160名程になっております。この内、事務所スタッフが12名(1名は育児休暇中)、登録ヘルパーが11名、有償ボランティアが6名、他にボランティアとして活動を手伝って下さる方が5名ほどいらっしゃいます。会員・賛助会員として支えて下さる皆様のお陰で、何とか運営がなりたっております。賛助会員は1口1000円からですので、みなさまのお知り合いで会員になって下さりそうな方に是非お声掛けをしていただいて、会員を増やしてまいりましょう。
さて今年度は、従来の事業に加えて、介護保険の居宅介護支援事業の開始に向けて準備を進めてまいります。スタッフがケアマネの資格を取得しましたので、みなさまからのご相談にも懇切丁寧に応じられることになると思います。平成25年度には開始できる予定ですので、どうぞご期待下さい。
以前より続けてきましたゴミ出しサポート事業は、徐々に利用者もサポーターも増えて、順調に活動を続けております。先日は、ゴミ出しに伺った時に利用者さんが体調不良で動けなくなって居られるのをサポーターが発見し、緊急入院されてことなきを得るという出来事がありました。利用料は1回200円で、サポーターに100円をお渡しするというシステムですが、一人暮らしの方の安否確認という意味では非常に重要な使命を果たしているようです。私たちの活動を知って、参加していただく入口としての役割も担っていると実感しています。このサポーター活動がきっかけで2級ヘルパーの資格を取り、登録ヘルパーとして活躍されている方もいらっしゃいます。
また、今年の1月からは毎週木曜日にミニディサービスの代わりに「ふれあい昼食会」を始めました。みんなで楽しくおしゃべりしながら食事をしたり、和気あいあいと協力して食事を作ったり、食後に手芸を楽しんだりと賑やかに過ごしています。昼食は500円で予約が必要ですが、お子様連れでもどなたでも参加できますのでどうぞいらしてください。
今年度も会員同士支え合いながら、一人一人が大切にされるような運営を心がけますので、ご意見ご要望がありましたら是非お聞かせ下さい。

理事長 吉本加津子