リーフグリーン かわら版

新人ごあいさつ

皆様、初めまして。中岸と申します。9月からリーフグリーンでお世話になります。4月から5カ月間職業訓練校へ通い、ヘルパー2級の資格を取りたてのひよっこです。どうぞよろしくお願いいたします。就職してまだ間もないですが、リーフグリーンの皆様からは自然体でいることが大切だよと伝わって参ります。また、訪問で入らせて頂く利用者さまとも、リーフグリーンを通してご縁が繋がることがうれしく、ご一緒できる時間を大切に過ごしていきたいと思っております。まだまだ苦手なことも多く、これから皆様に導いていただきながらひとつづつ成長していきたいと思います。 
                                  中岸 

(時には厳しい現実に直面することもあるでしょうが、挨拶の中にもあります様にひとつひとつ成長してくれることを願っています。皆さまよろしくご指導ご鞭撻お願い致します。)
                                  スタッフ一同

時は移り流れて行く(通信75号)

暑さ寒さも彼岸までと言いますが、このところ朝夕めっきり涼しくなり過ごしやすくなりました。しかしながら、まだまだ日中は暑―い日が続いて居ります。この暑さを乗り越えたら、暫くはさわやかな秋の季節が楽しめます。夏の間は喘いでいた花々が、少しずつ活気を取り戻してきました。これからは、暑さを乗り越えて咲き誇る花々が、夏の疲れを癒してくれそうです。日々たくさんの出会いと別れを繰り返しながら、リーフグリーン設立から12年の歳月が流れました。設立当初から関わって下さっていたご高齢の方々の中には、亡くなられた方も多いのですが、施設に入所された方もいらっしゃいます。先日、設立当初からの会員で居られるSさんの95歳の誕生日を機会に、ミニディサービスを開いていた頃に参加して下さっていた方々をお招きして、同窓会を開きました。皆さんとても懐かしそうに再会を喜んで下さり、スタッフも共に元気をいただきました。人と人のあたたかい繋がりの「輪・和」を実感したひとときでした。これからも、ふれあいサロン「ゆい」を中心に、ますます広がっていけば嬉しく思います。一方、若い人たちとの出会いもあって、ヘルパーさんが1名スタッフに仲間入りしてくれました。2級ヘルパーの資格を取ったばかりの新人さんですが、リーフグリーンの輪が若者層にも広がっていくきっかけになればと、おおいに期待しています。設立時のスタッフたちが高齢化していく中、次世代に私たちの思いを引き継いでもらいたいものです。
                            理事長 吉本加津子

11月”ゆい”樹脂粘土教室のご案内

樹脂粘土教室(託児付き)

日時 : 11月19日(月)  10:00~12:00
場所 : たかとりカトリック教会食堂

作品 : イギリスの兵隊さん

材料費 : 500円

※作品を持ち帰る小箱をご持参下さい。(綿棒のケースくらい)

お問い合わせ : 078-731-8577 リーフグリーン

あつーい夏がやってきました(通信74号)

 暑中お見舞い申し上げます。水分、栄養、休養をしっかりとって、暑さに負けないでこの夏を乗り越えましょう。
 先日は九州を豪雨が襲い、甚大な被害をもたらしました。次々起こる自然災害に、地球の悲鳴が聞こえるような気がします。便利さばかりを追求して、開発を推し進めてきた結果、自然との調和がおろそかにされてしまっているのではないでしょうか?原子力発電もそうですが、人間が制御しきれない恐ろしいものを創り出し、自然が消化しきれない廃棄物を残してはいけないでしょう。もっと豊かに、もっと便利にという人間の欲がとんでもない物を産み出しているのではないでしょうか。ここらでちょっと立ち止まり、方向転換が必要な気がしています。
 私が子どもの頃、電気も水道もガスも無い、山の中で生活をしていました。谷へ湧水を汲みに行き、川で洗濯をし、薪で煮炊きや風呂を沸かしていました。鶏やヤギや豚などの家畜を飼い、畑で野菜を育て、モモやイチジク、ブドウなどの果樹もありました。山には木の実や山菜、キノコなど宝物がいっぱいあり、兄の後をついて野山を駆け回っていました。今から思うと、貧乏だったけど、なんと心豊かな生活だったことかと懐かしく思い出されます。縁側に父を囲んで子どもたちが並び、ホタルの飛び交うのを眺めながら戦争の体験談を聴いたこともありました。その時、戦争は決してしてはならないのだと心に沁み入りました。
 いつのころからか、私たちはこういう豊かさを忘れてしまっています。人と人の面と向かってのコミュニケーションを煩わしいと思って遠ざけた結果、孤独な人が増えています。メールやツイッターなど機械に向き合っての会話だけではなく、直接人と人、あるいは自然と触れ合うことはとても大切なことだと思います。私たちが子どもや孫に、どれだけこの豊かさを伝えていけるか、どれだけ悪い物を残さないように出来るか、真剣に考えて行動しなければいけない時期に来ているとつくづく感じる今日この頃です。

理事長 吉本加津子

”ゆい”ふれあい昼食会のお知らせ

毎週木曜日12:00~ 食堂にて(昼食代として500円をいただきます)

食事後に楽しく歌を歌ったり、手芸をしながらゆっくりお話し出来ます。毎週少人数のグループで、折紙・手遊び・ゆっくりとした体操などを楽しんでいます。
8月は、植物学者でもあるシーボルトが西洋に持ち帰ったとされる、江戸の花“あじさい”を作ります。
どんどんアイデアを出していただき沢山の笑顔を見せに来て下さい。

※食事はできるだけ2日前までに予約をして下さい。
♪みなさまのご参加をお待ちしております。

9月”ゆい”樹脂粘土教室のご案内

樹脂粘土教室(託児付き)

日時 : 9月10日(月)10:00~12:00

場所 : たかとりカトリック教会食堂

作品 : あじさい

※作品を持ち帰る小箱をご持参下さい。(綿棒のケースくらい)

お問い合わせ : 078-731-8577 リーフグリーン

第8回(平成24年度)特定非営利活動法人リーフグリーン定時総会と春の遠足のご報告

開催日時:2012年6月3日(日) 13:00~13:30
場  所:仁木や(三田市下田中753-1)
上記の場所にて、総会が行われ有効に成立した旨を述べ無事終了致しました。

新緑あふれる兵庫県三田市の山あいに位置する、体験型観光農園に4台の車で出発。
自然あふれるやさしい街に触れ合うことが出来、又 ウグイスの美しい鳴き声にいやされました。最初に陶芸の絵付けを体験、お皿かコップにそれぞれ個性あふれる絵、又は文字を描きました。ある方は、お皿にヒマワリを描きパット華やかに、ご高齢の方は、「ありがとう感謝」と書かれていました。いい言葉と出会えた一瞬でした。こちらこそ、ありがとう。
さて、蕎麦会席の昼食を仁木やで楽しく又、おいしく頂くことが出来ました。お味の評判は上々、くじも楽しんでいただけましたでしょうか。また来年が楽しみとのお声も頂きました。又、遠足に参加された方が短歌を寄せて下さいました。
○ 三田市の山峡(やまかい)の里ひそやかに陶芸の家は木漏れ日のなか
 ○ 罹災後は聴かずなりゐし鶯の三田の里にほしいままなる

熱中症にご注意を

1 熱中症を引き起こす条件
① 環境・・・気温が高い 湿度が高い 風が弱い 日差しが強い
② からだ・・・激しい労働や運動 暑い環境に体が対応できない

2 熱中症の症状、対応 
Ⅰ度
・めまい失神(立ちくらみ状態)
・筋肉痛・筋肉の硬直(こむら返り)   
・大量の発汗
→すぐに涼しい場所へ移り体を冷やす 水分を与える(食塩水・スポーツドリンク)
Ⅱ度
・頭痛、不快感、吐き気、嘔吐
・倦怠感、虚脱感(体がぐったりする、力が入らない)
→誰かがそばに付き添って見守り、改善しない場合や悪化する場合には病院へ搬送
Ⅲ度
・意識障害・痙攣・手足の運動障害
(呼びかけや刺激への反応がおかしい、体にガクガクとひきつけがある、真直ぐ走れない、歩けないなど)
・高体温(体に触ると熱い)    
→すぐに病院へ搬送
3 なりやすい人
 ・脱水症状のある人 ・高齢者 ・肥満の人 ・過度の着衣 ・日頃運動不足の人
  ・暑さに慣れていない人 ・病気や体調の悪い人
4 予防として
 ・日陰をを作り、風通しをよくする
 ・空気が流れやすく、吸汗、速乾性のある衣服を選ぶ
 ・こまめに水分を補給する(活動前にも水分補給する)
(通信56号より)

 毎日連続で熱帯夜が続いています。小さな子ども・高齢者は気付かないうちに熱中症になっていることがあります。周りの大人が注意して見守り、早期に見つけてあげる事が大切です。

節電対策について

今年も引き続き電力の供給が落ち込んでいます。電力使用削減が叫ばれています。
 もうすでに家庭でも節電に取り組まれておられる事でしょう。但し、決して無理のない
 状態で節電に心がけてください。

① クーラーの設定温度は28度を心がけ、扇風機を併用しましょう。
② クーラーのフィルターはこまめに(月2回程度)掃除をする。
③ 無駄のない範囲でエアコンを消し扇風機を使用する。
④ 窓からの日射を和らげるため、すたれ等を取り付ける。
⑤ 冷蔵庫内は詰め込み過ぎをさけ、庫内の7割を目途に考え、扉の開閉は最小限にする。
⑥ 日中は照明を消し、夜間もできるだけ減らす。
⑦ TVはこまめに切ります。ただし、コンセントは緊急地震情報を受信するので通常通電にする。
⑧ リモコンは電源だけでなく、本体の電源も切る。長時間使用しないときはプラグを抜く。
⑨ 電気ポットは.保温せずに必要最小限に少量の湯を沸かすようにする。
                            (参考資料: 家庭の節電対策 資源エネルギー庁)

新年度が始まりました(通信73号)

平成23年度の決算が無事終わり、新しい年度が始まりました。
前年度と比べてみると、嬉しいことに新規活動者が少し増えました。収入の方は、障害福祉と制度外サービス利用が増えたものの、介護保険利用が減って、トータルでは若干の増収になっております。会員数は毎年少しずつ減少傾向にあり、23年度は160名程になっております。この内、事務所スタッフが12名(1名は育児休暇中)、登録ヘルパーが11名、有償ボランティアが6名、他にボランティアとして活動を手伝って下さる方が5名ほどいらっしゃいます。会員・賛助会員として支えて下さる皆様のお陰で、何とか運営がなりたっております。賛助会員は1口1000円からですので、みなさまのお知り合いで会員になって下さりそうな方に是非お声掛けをしていただいて、会員を増やしてまいりましょう。
さて今年度は、従来の事業に加えて、介護保険の居宅介護支援事業の開始に向けて準備を進めてまいります。スタッフがケアマネの資格を取得しましたので、みなさまからのご相談にも懇切丁寧に応じられることになると思います。平成25年度には開始できる予定ですので、どうぞご期待下さい。
以前より続けてきましたゴミ出しサポート事業は、徐々に利用者もサポーターも増えて、順調に活動を続けております。先日は、ゴミ出しに伺った時に利用者さんが体調不良で動けなくなって居られるのをサポーターが発見し、緊急入院されてことなきを得るという出来事がありました。利用料は1回200円で、サポーターに100円をお渡しするというシステムですが、一人暮らしの方の安否確認という意味では非常に重要な使命を果たしているようです。私たちの活動を知って、参加していただく入口としての役割も担っていると実感しています。このサポーター活動がきっかけで2級ヘルパーの資格を取り、登録ヘルパーとして活躍されている方もいらっしゃいます。
また、今年の1月からは毎週木曜日にミニディサービスの代わりに「ふれあい昼食会」を始めました。みんなで楽しくおしゃべりしながら食事をしたり、和気あいあいと協力して食事を作ったり、食後に手芸を楽しんだりと賑やかに過ごしています。昼食は500円で予約が必要ですが、お子様連れでもどなたでも参加できますのでどうぞいらしてください。
今年度も会員同士支え合いながら、一人一人が大切にされるような運営を心がけますので、ご意見ご要望がありましたら是非お聞かせ下さい。

理事長 吉本加津子