平和について考える ~8月10日のRe:Cサロン~
今日のRe:Cサロン
こんにちは。Re:Cスタッフの田村です。
今日のRe:Cサロンはまったりとした雰囲気で過ぎていきました。
お昼前にサロンに着いたTちゃんは、図工の宿題を持ってきていました。
すこしおしゃべりをしたあとで、宿題に取りかかります。
1枚目はめいわく駐輪防止をテーマにした作品です。歩道に堂々と自転車がとめられているところ、目が不自由な方のための点字ブロックに自転車がはみ出してとめられているところなど、現状がリアルに描かれています。そして、ポスター中心には、首からカメラを提げた女の子が「子どもは見ています」とメッセージを投げかけています。このメッセージを選んだ理由は「警察が言っても聞かへんから」だそうです。
子どもに見られても恥ずかしくない行動を取りたいですね。
2枚目は「平和」をテーマにした作品です。
題名は「朝が来て、夜が来る」。理由は「それが普通だから」。当たり前の日常を平和ととらえているTちゃん。なるほど、深いなと思い、感心させられました。
遅れてサロンにやってきたKちゃんとNちゃんにも平和について聞いてみました。
「どんなときに平和だなって感じる?」と聞くと、Nちゃんは「平和と感じないから平和」、Kちゃんは「ご飯が食べれるとき」とそれぞれ平和について思うことを共有しました。
68年前の8月6日、広島に原爆が落とされ、8月9日は長崎にも原爆が投げ落とされました。サロンという日常の中で、「平和」について思いを馳せる瞬間でした。