バヤニハン気仙沼ラジオ!ついに地元のけせんぬまさいがいエフエムでレギューラーとして放送開始!


バヤニハン

2011年6月から東北の震災でつながりあった気仙沼のフィリピン人女性たち。
彼女たちとの出会いから、2年9ヶ月!とうとう地元の災害FM「けせんぬまさいがいエフエム」でレギュラーとして東條です。
地域の中で生きる一人の女性として、そして地域の家庭の嫁として母として妻として地場産業の働き手として生きる彼女たちに、そのバックにあるフィリピンから来た!という文化背景をも地域の強みとして出していく発信のツールとしての「ラジオ番組」を作っていただくという提案をしました。
震災の支援の形としてはかなり変化球であった試みではありますが、異国での文化の違いの中での結婚生活、言葉の分からない世界での生活、そしてあの大震災による津波の恐怖やその後の復興への不安、心の奥底のひだの中に沈んでいたいろんな思いを、母の言葉「タガログ語」で自由自在に語ることで、その心を柔らかく癒したことは確かなことであったと思います。
まずは、いろんな苦労の末作られた自分たちの番組が、FMわぃわぃの電波に乗って放送されました。
そしてその後の地域でのフィリピン女性たちのj活動は、介護の視覚をとり新しい職場で働きだすこと、自分たちのコミュニティつくり、そして、「バヤニハン気仙沼フィリピンコミュニティ」という自助グループが生まれました。
そしてついに震災後3年の次の日2014年3月12日から、気仙沼の情報発信基地として生まれた災害FM「けせんぬまさいがいエフエムの電波に乗って、地域のいろんな方に聞いていただくことが可能となりました。仮設で、借り上げ住宅で、車で、商店街で、彼女たちの「ラジオバヤニハン気仙沼」をぜひお聞きください。♪
3月12日(水)22:00(再放送は翌日8:05、15:20から放送)10分枠番組。隔週放送となります。