インドネシアから来日したスキマンさん、シナムさん、イマムさんは、1月30日に京都を訪問し、本願寺観光とコミュニティラジオ研究会に参加しました。コミュニティラジオ研究会では、イマムさんとシナムさんがインドネシアのコミュニティラジオとコミュニティラジオ協会の事例についてお話下さり、他の研究者やコミュニティラジオ局の方々と意見交換を行いながら有意義な時間を過ごすことができました。1月31日は、たかとりコミュニティセンターを訪問していただき、たかとりコミュニティセンター内やラジオのスタジオの様子を見学されました。また、生放送の番組への出演や番組収録にもご協力いただきました。
2月1日にJICA関西で行われた「世界の現場とシェアするフォーラム:防災・復興・まちづくりとコミュニティラジオの底力」では、第1部でインドネシア・Lintas Merapi FM 代表のスキマンさん、福島県富岡町・おだがいさまFMの吉田恵子さん、鹿児島県奄美市・あまみエフエムの麓憲吾さん、FMわぃわぃの金千秋さんが講師としてプレゼンテーションを行いました。それぞれ異なるラジオ局の活動ではあるものの、コミュニティラジオの存在が地域社会のまちづくりに役立つということと、ラジオは人と人を繋ぐ双方向のコミュニケーション手段であること、災害時に必要な情報を届ける重要な役割を果たすためにも平常時からのコミュニケーションが大切であるという共通のメッセージでした。
第2部のフリーディスカッションでは、4つのグループに分かれて、それぞれ意見交換を行いました。セミナー後の交流会では、JICAにご提供いただいたカリブ料理とフィリピンのお菓子・DRLCにご提供いただいた防災食・インドネシアのお土産として蜂蜜とお饅頭・奄美のお土産として黒糖が用意され、参加者のみなさんで試食をしながら楽しい交流会となりました。
2月1日のフォーラムを主催いただいた、大阪大学グローバルコラボレーションセンター、JICA関西/DRLCの皆さま、講演を行って下さった講師の皆さま、ご来場下さった参加者の皆さまに御礼を申し上げます。