5月18日に行われた防災ラジオ番組コンテストの賞品の雌ヤギを、ムラピ山のコミュニティラジオ局まで届けに行きました!届けに行ってくれたのは、FMわぃわぃのカウンターパート、コンバインの職員のソンドンさんと、運転手のフダさん。メ~メ~と鳴きつづける3匹の山羊をトラックの荷台に載せて、人々に笑われつつ、かなりの珍道中だったようです。
まず早朝、ジョグジャカルタのヤギ市場に行って、前日、ヤギに詳しい人に選んでもらっておいたヤギを購入。ちなみに、一匹につき1万3千円~1万4千円ぐらい。その3匹を乗せて、まず、ジョグジャカルタから約3時間かかるボヨラリ郡、サミラン村のMMC FMへ。途中、街中のコンビニにヤギを連れたまま寄り、みんなの注目の的だったそうです。MMC FMのスタッフは大喜びで、ヤギに乗ったりして大はしゃぎ。
その後、そこから、約2時間かかるクラテン郡、シドレジョ村のLintas Merapi FMへ。途中で、ヤギたちのおなかが空き、のどが渇いて、メ~メ~と騒ぐので、草のたくさんある場所を探して、しばらく彼らの食事タイム。Lintas Merapi FMの後は、約1時間かけて、スレマン郡ケプハルジョ村のGema Merapi FMへ。みんな、ヤギが来たことをとても喜んでくれました。
それにしても、ヤギが飼えるほどの田舎に住めるというのは豊かなことですね!うらやましいです。育てて、乳や乳製品をつくれるし、子ヤギが生まれれば、市場で売れるので、コミュニティラジオ局の大切な経営資源になります。ヤギがコミュニティラジオの発展に役立ちますように!
(岡戸香里)