皆さん、こんにちは。インドネシアから近藤です。日本はもう真夏の暑さがやってきているようですね!インドネシアは最近涼しいので過ごしやすいです。
さて、今日はコミュニティ防災活動の近況について報告です。今は2つの村(ドゥクン村・タルン村)で活動を進めています。ドゥクン村では小学校の先生たちと防災教育実施に向けて、タルン村では女性防災チームと防災教育実施を目標に活動を進めています。
どちらの村でもまずは防災や災害に対する正しい知識を学ぶために、「防災とは何か?災害とは何か?」という講義からスタートし、身近な災害について種類や対策を話合ったりしました。また、災害のしくみや防災を楽しく学べるように、火山噴火実験や簡単なカードゲームのデモンストレーションも行いました。
現段階では、タルン村にて一足先に、防災カードゲーム(日本では“防災ダック”という名で知られています)のオリジナルバージョン作成に向けてアイデアを考えたり、今後どうやってカードを作っていくのか話し合っているところです。ドゥクン村小学校でも同じ内容を今後行う予定です。
ドゥクン村・タルン村ともに、参加者のみなさんのモチベーションは活動初期に比べずいぶん高まってきています。ドゥクン村の小学校の先生たちからは、「もう少し実践的な内容を行いたい」という発言があったり、タルン村では「子どもたちのトラウマをなくすためにはどういう教え方をすればいいのか」と質問が出たり、より具体的な活動をしていきたいのだなと感じます。
来月中旬からは、ドゥクン村・タルン村以外の3つの村でもコミュニティ防災活動を開始する予定です。それぞれの村に応じた活動を、皆で作り上げれるよう頑張ります!