OSC神戸で災害マネジメントツールSAHANAを紹介しました

2010年3月13日に開催されたオープンソースカンファレンス神戸で、オープンソースの災害マネジメントツールSAHANAを紹介するセッションのコーディネートをしました。多数の方に参加いただき、ありがとうございました。セッション後のひょうごんテックブースでは、SAHANAを日本語化した水野さんに協力していただいて、ノートパソコン上でデモを行いました。
http://www.ospn.jp/osc2010-kobe/modules/eguide/event.php?eid=29
 

SAHANAのプレゼンテーション


 
セッションの最初に、世界コミュニティラジオ連盟日本協議会の日比野純一さんに日本とインドネシアの災害救援活動のつながりを話していただき、その後、インドネシアのNGO、コンバイン・リソース・インスティチューション(COMBINE Resource Institution )のケトゥ・スタウィジャヤさんに、SAHANAがインドネシアの災害時の情報マネジメントにどのように活用されているか、について講演していただきました。


SAHANAの仕組み

上のスライドは、コミュニティラジオとインターネットとSAHANAを活用しながら、被災地の情報がにどのように集積され、また提供されるかを図示したものです。ケトゥトゥさん、素晴らしいプレゼンテーションありがとうございました。

ケトゥトゥさんがプレゼンテーションで使われたのは、持参のノートパソコンに最新のUbuntu9.10がインストールされたものでした。彼によるとインドネシアのNGOではLinuxPCが広く使われているようです。

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このひょうごんテック企画をもとに、SAHANAの日本語化プロジェクトが、ボランティアメンバー水野史土さんを中心に始まっています。
http://ounziw.com/2010/03/05/sahana-l10n/
http://sahana.php-web.net/
 
水野さんのサイトで公開されている日本語化したSAHANAのキャプチャー画面です。


SAHANAのトップページです
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SAHANAの避難所のページです
避難所登録の画面です。

今後もご注目ください。