ネパール地震・女性のエンパワメント支援に移行へ
募金へのご協力に感謝
2015年4月25日にネパールで起こった大震災。現在も多くの人が被災生活を強いられています。AWEPは、地震発生直後からネパール地震女性支援募金-Share the Hope-を立ち上げ、被災地での緊急支援を行ってきました。特に、ネパールの人身売買サバイバー(被害)女性の当事者グループ「シャクティ・サムハ」が行ってきた被災地での女性と子どもを中心とした緊急救援活動と人身売買防止活動に協力してきました。
このネパール地震女性支援募金へは大変多くの方々からご支援をお寄せいただき、地震発生直後、現地が資金難の状況の中、初動活動を支えることができましたことを心より感謝申し上げます。
女性へのエンパワメント活動へ
地震発生から3ヶ月が過ぎようとしています。「シャクティ・サムハ」は活動を緊急支援から復興支援に移行しながら、引き続き被災地での人身売買を含むあらゆる暴力の防止のための活動を行っていきます。私たちAWEPも、本来の活動である「フェアトレードを通じた女性のエンパワメント」に移行し、被災した女性をサポートします。緊急支援として行ってきた「ネパール地震女性支援募金」は2015年7月31日を持って終了いたします。(募金活動の成果については期間終了後速やかに本ウェブサイト等でご報告いたします。)
チャリティTシャツ&バッグの販売開始
8月1日からは、被災地の女性をフェアトレードで応援するため、「シャクティ・サムハ」の女性たちが織った“さをり織り”の生地を使用した「オーガニックコットンTシャツ」と「肩掛けバッグ」をキャンペーングッズとして販売します。製品代金のうち30%は生産者へ、30%は被災地での女性支援と人身売買防止活動に充当します。このキャンペーンでは販売による被災地支援だけでなく、製品を通して被災地の状況を伝え、人身売買防止の啓発活動として広げていきます。
キャンペーンへのご参加をよろしくお願いいたします。