インドネシアの生産者たち
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https://www.apikri.com/index.php
APIKRI(アピクリ)
生産者について
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「アピクリ」は、貴重な伝統工芸が仲買人に安く買い叩かれ、職人の生活が困窮する状況を改善するため、1987年に伝統工芸職人とNGO活動家25名が集まって立ち上げられた団体です。現在ではジョクジャカルタ周辺やジャワ島中部の地域に暮らす300名以上の職人が所属し、労働環境の改善や環境への配慮、男女平等、能力開発の視点を重視しながら、フェアトレードの精神で製品を生産、販売しています。
製品について
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AWEPが取り扱う楽器は女性生産者が中心に、身近に手に入る自然の素材を使用して生産しています。例えば、カリンバという楽器はココナッツの殻を利用し、絵柄を入れています。また、伝統的な染織であるバティック(ろうけつ染め)のデザインがある太鼓は、マンゴーの木とヤギの皮から作られています。
楽器作りのリーダーの女性は、夫との死別を乗り越え、家族を支える一家の大黒柱です。女性たちの暮らす地域は土地を持たない農家で生活が苦しく、楽器作りが生活を支えています。