第116話 鉄くずにみるカメラ・フィルムの変化 2018年9月29日放送
ワダカンのサラリーマン時代は、ほとんどカメラ関係の会社で過ごしました。今や写真もスマホで記録する時代。すっかりデジタル写真の時代です。アナログカメラというか、フイルムカメラの時代には日本メーカーが元気で、欧米・アジアのメーカーと国際的に協調していたのがカメラ産業です。ワダカンはコダック、ニコン、キャノン、冨士フイルムとミノルタの5社で、フイルムカメラをデジタル感覚で楽しめるAPSという新写真規格作成の事務局長をしました。1996年に発表、2006年までの寿命でした。近所に「鉄くず屋さん」があります。アナログフイルムのパトローネ(フィルムカートリッジ、カセット)は「鉄くず」となっていました。
116話 写真新規格(APS)製品