「長田今昔ものがたり」第22話


第22話 村の成り立ち(惣村) 2016年12月10日放送

応仁の乱以降、荘園の「惣村」(村の単位)ができていきました。4世紀あたり松野遺跡から、豪族が住んでいたと思われる長田ですが、源平の戦いを経て、平家系列の元武士が農民となり、村の形成の中心となったのでしょう。農業では、水利配分や境界紛争、戦乱や盗賊からの自衛、そして耕地から住民は離れ、住宅同士の集合で村落が形成されます。野田村や尻池村などのくくりもこうやってできてゆきます。秀吉が天下をとり、太閤検地を行い、刀狩りをやって兵農分離が進みます。このころに、なりますと当時庄屋だった方の名前も検地などの記録に残ってきます。

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22話 村の鎮守(射場八幡神社)