6月23日の「ふれてあれこれ好奇心アイtoアイズ」。
去年の10月、尼崎の高校で「目が見えない、とはどういうこと?」をテーマに講演をしてきたより子さん。講演を聞いた生徒達の感想文が最近届きました。
より子さんは後天的に視力を失った「中途失明」。なので物の形や色が想像できますが、しかしそれらが分かるからこその恐怖もあります。「見えないから…」と考えず、どう工夫して過ごしやすく生活しているのかを説明したそうです。
感想の中で一番多かったのは、「見えないのは辛いことだと実感した。これからもっと理解していきたい」というものでした。
「障がいを抱えて生きることが大変だと思ったのなら、私達が困っている時にぜひ声をかけて欲しいと思います。頭の片隅にでも、障がいを抱えた方を見た時に、私の講演のことを思い出してくれたら。そして、声をかけてくれたらとても嬉しい。声の掛け合いで障がい者と健常者の隔たりを越えていけたら」とより子さんはおっしゃっていました。
●でかけてみませんか、情報局
7月3日に開催される「オンリーゆう・つながりコンサート」を取り上げました。「大好きな音楽で障がいのある人もない人もつながろう」というコンセプトで様々な方が歌や演奏を披露してくれます。「声のトゥモロー」に出演しているWING KOBEの石山 沙貴子さんも「サーモンマリネ」というグループで歌を披露します。
13時開場、14時開演で灘区民ホール(マリーホール)にて行いますので、是非行ってみてはいかがでしょうか?
●WING KOBE 声のトゥモロー
WING KOBEのメンバーで阪神春日野道駅近くのおおやすてい市場と春日野道商店街に行ったことを時のことを話しました。
「やはり声をかけやすく、昔ながらの雰囲気があった。たくさんの買い物客もいて賑わっており、楽しかった」とおっしゃっていました。
店の人とも友達になれる、それが商店街の魅力。最近はインターネットで評価の高い店の情報を集められるようにはなったけれども、商店街に行って店巡りをすることで学びもたくさんあると実感しました、ということでした。