まちイキ2010年4月22日(木)号


旧日本軍による性的被害者  証言集会にて  証言者

(写真:旧日本軍による性的被害者 証言集会にて 証言者のハルモニ(左)と朴明子(右) )
担当:ユミタンこと平野由美子、こころ美人ことパク・ミョンヂャ。
<オープニングトーク>「朝鮮民主主義人民共和国のミニ・ニュース」
・ロシアで朝鮮の手芸品、写真、工芸品などの展覧会が開催された。
・ドイツとの国交成立9周年記念行事があった。
・ショパン生誕200年記念で、劇映画「ショパン」上映された。
<今日の1曲目> 「世界の国歌」ノルウェー。
昨年のジェンダー指数(男女平等が進んでいる)の高かったノルウェー(3位)に敬意を表して「われらが愛する山の国」


<ユミタンの四方山話>
「テレビが壊れた」。地上デジタル対応のテレビを買おうと思うけどどうしようか。それから、今あるテレビが、地デジ対応かそうでないかということが、簡単に分かる分かる法をテレビで説明してくれれば良いのにね。
<今日の2曲目> 「ジョニーへの伝言」ペドロ&カプリシャス。
<情報お知らせ>
①、 草創期の建国学校の映画。
②、 韓国併合100年「4月革命50年」
③、 神戸平和の碑の集会
<今日の3曲目> 「栄えあれ祖国よ」オム・グッチ(神戸出身の歌手、故人)
<ヨロガジイヤギ>
①「行ってきましたコーナー」
 ・“演じてきましたコーナー”須磨で私の一人芝居「やなぎ行李の秘密」公演。見るのが4回目という友人が、見る度に工夫が凝らされていて良くなっていると、言ってくれたことは嬉しくありがたかった。しかし30余人の殆どの人が始めて見る人だ。
・ 戦時中、日本軍による性奴隷、慰安婦にされたハルモニの証言集会。ハルモニの話の中で特に胸をついた言葉がある。
「あなた方はこんな話を聴いても他人のことだからここから1歩外に出ればもう忘れてしまうだろう。けれどそれが自分の母親や身近な人だとしたらそう直ぐには忘れないだろう、そしてその辛さや痛みを強く感じるだろう。だからちょっとそんな風に考えてみて欲しい。私は皆さんのように普通の生き方ができなかった。できないで人生を終えていくのだ」
ハルモニは静かな話し方だったが、私には「悲痛な叫び」に聞こえた―。
<今日の4曲目>「アイドゥラ イゴシ ウリハッキョダ(子どもたちよ、これがわたしたちの学校だ)」。作詞は在日の詩人、許南麒(ホ・ナムギ、故人)。歌は韓国の歌手アン・チファン。
この歌は解放直後、国語教習所という小さな規模から始まった民族教育の大切さを歌ったもの。朝鮮学校閉鎖令で閉鎖に追い込まれた所も多いが、朝鮮人の強い反対の意思表明に対し暴力的な弾圧が加えられ、警官が銃を発砲し小学生がなくなるという事件が起きた「4・24、阪神教育闘争」は、在日コリアンたちが何時までも記憶に留めようと、様々な形の行事が行われている。     朴明子記